韓国仁川(インチョン)空港交通センターから龍遊(ヨンユ)駅まで6.1キロメートル区間を行き来した磁気浮上鉄道が14日から年末まで休業に入った。2016年の正式開通以降、このように長期間運行を中断するのは初めてだ。
さらに大きな問題は4500億ウォン(約471億円)を投じて開発した磁気浮上列車が、事実上、観光地のケーブルカー同然の境遇に転落する可能性が高い後続措置が推進されているという点だ。一部では輸出どころか磁気浮上列車技術そのものが死蔵される懸念まで提起されている。
国土交通部や仁川空港などによると、磁気浮上列車は重整備を受けなければならない時期を迎えたが、まともに実施できない必須保有車両の基準を満たすことができないという理由で休業することになった。
◆仁川空港磁気浮上列車、休業に突入
都市鉄道に指定された仁川空港磁気浮上列車は、鉄道安全法によって3年ごとに重整備検査を受けなければならない。また、正常運行のためには実際に運行する2編成(2両1編成)と非常時に備えた予備車両1編成など計3編成を最低限維持しなければならない。
仁川空港は磁気浮上列車4編成を保有しているが、重整備が適時に行われなくなったため、この日から車両2編成の運行が不可能になり、安全基準に伴う3編成の維持基準に合わせられなくなった。
仁川空港磁気浮上鉄道チームのソ・ヒョンホ・チーム長は「車両製作会社である現代ロテムに昨年初めから重整備の実施を繰り返し要請したが、物価上昇や原材料および半導体需給問題など製作会社の事情で日程がずっと先延ばしになている」と説明した。
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