「これほどまでに粗末な依頼を受けるくらいだったら、死んだほうがマシと、本気で思いました」
週刊女性の取材にそう話すのは、宮澤紀充氏。『週刊文春』8月29日号で、佐々木希との間に起こった“金銭トラブル”を報じられたジュエリーデザイナーである。今回彼は実名を明かした上で、騒動についての詳細と現在の思いを語った。
「当初、佐々木さんから2人目のお子さんが誕生したため、記念となるオーダーメイドのピアスを最終的に40万円で依頼されました。しかし、約9か月間も、代金が“未払い”だったことから制作を断念し、キャンセル料として66万円を請求したんです。その後、謝罪とキャンセル料の入金があったものの、『文春』の記事が出た後にSNSなどを通じていろいろな声が殺到したことから、改めて自分の口で説明しようと思いました」(宮澤氏、以下同)
佐々木へのジュエリー制作は今回が2度目だった。
佐々木の「宣伝してあげた」態度
「最初は、向日葵をモチーフにした指輪を佐々木さんがオーダーしてくれて2021年の12月2日に納品。ただ、代金の28万円が振り込まれたのは納品から約10日後。その未払い期間中に佐々木さんが指輪の写真をインスタグラムにアップしていて、少し疑問を感じました」
というのも、佐々木がインスタグラムでジュエリーを“宣伝してあげた”という上下関係ができたように宮澤氏は感じたからだという。
「当初は、お互い対等な関係で、敬意、リスペクトを持って交流していたと記憶していますが、次第に私を軽視しているような態度に変わってしまったんです」
そして騒動となった2度目のジュエリー制作に関して、時系列に沿って説明する。
佐々木は2023年4月に第2子を出産。同年の9月に世田谷区のイタリアンレストラン『G』で宮澤氏と会食した際、第2子の誕生石を使ったジュエリー制作を依頼した。
「“忙しいことはわかっているが、2人目も生まれたのでオーダーしたい。予算はいくらでもいい”と話していました」
LINEでのやりとりの後、宮澤氏は予算を50万円に設定。原材料費の高騰が原因で、前回より価格を上げざるを得なかったという。
見積もりの提示に佐々木は「高っ!」
その約1週間後に名古屋で佐々木と落ち合った際、宮澤氏は佐々木の希望に沿った石を主体にしたピアスのデザイン画を見せて、しかも手渡したそうなのだが─。
「50万円の見積もりを提示すると、佐々木さんは“高っ!”とひと言。この数日後、LINEで石の色や配置などデザインの細部を写真付きで細かく説明しました。価格については、材料的にも本来80万円ほどかかる商品でしたが、出産のお祝いもかねて値引きのサービスを行い、改めて50万円の見積もりを出しました。佐々木さんの質問のすべてに答え、真摯に対応すると《ありがとう!また連絡します》と返信が。しかし、10月中旬以降は音信不通になってしまったんです」
年が明けた今年2月、宮澤氏が佐々木の誕生日前日にお祝いメッセージを送り、進捗が滞っていたピアスについても触れると《デザインちょっと待ってね》と返信が。
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https://www.jprime.jp/articles/-/33429?display=b