英シェル、ロシア原油の調達継続で波紋 利益は寄付へ
【ロンドン=篠崎健太】英石油大手シェルがロシア産原油の調達を続けていることが明らかになり、波紋が広がっている。同社は5日声明を出し「可能な限り代替先から調達していくが、グローバルな供給におけるロシアの重要性から一朝一夕には実現できない」と釈明した。資源大国ロシアへの経済制裁とエネルギー安定供給をどう両立させるか、難題を突きつけている。<中略>
シェルは声明で「製油所に原油が絶え間なく届かないと、欧州中の人々に必要不可欠な製品の供給継続が保証できない」と説明した。購入が必要なロシア産原油がもたらす利益は専用の基金に回し、ウクライナの人々を援助するための寄付に宛てるという。
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