露ズベルバンク、欧州市場から撤退発表 預金流出で
[モスクワ 2日 ロイター] – ロシアの最大手行ズベルバンクは2日、ほぼ全ての欧州市場から撤退すると発表した。欧州子会社が大規模な預金流出に見舞われているほか、従業員や支店の安全が脅かされていることが理由とした。
同行は、中央銀行の指示に従い、欧州子会社にこれ以上流動性を供給することはできないと表明。ただ、資本の水準と資産の質は十分で、全ての預金者に支払いを行えるとしている。
同行は声明で「現状を踏まえ、欧州市場からの撤退を決めた」と表明。「子会社が異常な資金流出に見舞われ、従業員と支店の安全が脅かされている」と述べた。
ロシアのウクライナ侵攻を受けて、欧米は経済制裁を強化しており、ロシアの一部の銀行は国際送金・決済システムのSWIFT(国際銀行間通信協会)から排除された。
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https://jp.reuters.com/article/ukraine-crisis-russia-sberbank-idJPKBN2KZ0IF