サムスンディスプレイが液晶表示装置(LCD)事業からの撤退時期を今年末から6月に繰り上げる案を巡り、最終議論を行っていることが分かった。新型コロナウイルス感染症(コロナ19)の影響で、昨年ピークに達したLCD価格の下落傾向が続き、撤退時期を繰り上げたのだ。韓国メディア「chosun Biz」が報じた。
18日、電子業界によると、サムスンディスプレイは忠清南道牙山(チュンチョンナムド・アサン)キャンパスで運営されているテレビ向け大型LCD生産ラインの「L8-2」を今年6月に撤退する案を検討している。撤退決定は最大顧客企業であり、系列会社であるサムスン電子との協議を経て、最終決定することにした。
サムスンディスプレイは2020年末までに国内外のLCD生産ラインをすべて整理し、LCD事業から完全撤退する計画だった。ところがコロナ19の影響でLCD価格が上昇したため、サムスン電子はテレビ向けLCD生産延長を要請し、サムスンディスプレイは要請を受け入れて牙山(アサン)キャンパスでLCDを生産している。
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https://korea-elec.jp/post/22012104/





