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— ラインハルトヴィッテマン (@RainhaltoViite) October 3, 2025
空中衝突して帰ってくる旅客機ってナニ❓ pic.twitter.com/McPNBRtVPr
ダカール空中衝突事故
1993年12月10日、セネガルのダカール上空でガンビア航空所属のYS-11がエア・セネガル所属のデ・ハビランドDHC-6と空中衝突を起こした。DHC-6は墜落したが、YS-11は軽度の損傷で無事着陸した。
YS-11とDHC-6では機体のサイズに差があるのは事実だが、軍用機と異なり旅客機は大型機であっても構造は脆弱であり、ボーイング727が訓練用の小型レシプロ機と衝突して墜落したこともある。
それらの事実から踏まえて、この事故はYS-11の異常さを証明する最も端的なものとなった。
異様な頑丈さ
軍用機の設計思想を旅客機の設計に持ち込んだため、YS-11は旅客機としては異様なレベルの頑丈さを誇るのは先述の通り。東京都調布市の航空宇宙技術研究所で26ヶ月に渡って水槽の中に胴体を沈め、内圧の増減を繰り返す胴体強度試験を行ったが、9万時間まで機体が損傷することはなく、最終的には試験装置が壊れてしまった。
https://dic.pixiv.net/a/YS-11
