「ベルリンのマムダニ」が市長候補に トルコ系急進左派女性、家賃高騰に歯止め訴え
【ベルリン=三井美奈】20日のベルリン特別市(州に相当)議会選で、旧東独の共産主義政党の流れをくむ「左派党」が第1党となる見通しになった。同党の市長候補、エリフ・エラルプ氏(45)はトルコ系移民2世の女性弁護士。高騰する家賃に歯止めをかけると公約し、若者を中心に支持を広げた。
エラルプ氏の選挙戦略は、米ニューヨークで1月に就任したゾーラン・マムダニ市長に重なる。マムダニ氏と同様に住宅対策のほか、バスや電車の運賃引き下げ、富裕層増税を訴えた。住宅供給を増やすため、不動産会社が所有する物件の差し押さえも辞さない姿勢を示す。
エラルプ氏はトルコから亡命した左派活動家の娘で、鼻ピアスと赤い口紅、Tシャツ姿がトレードマーク。選挙戦ではマムダニ氏のニューヨーク市長選勝利にも言及し、「ニューヨークでできたことは、ベルリンでも可能だ」と主張した。公共放送ARDによると、ベルリンでは34歳以下の有権者の4割以上が左派党に投票した。
左派党のルーツは、旧東独の独裁政党「ドイツ社会主義統一党」にある。(略)
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