マクドナルドが不良のたまり場にならないための秘策は「Wi-Fiをオフにしてベートーヴェンを流す」
深夜まで開いているファストフード店やファミリーレストランが抱える悩みの1つに、不良やホームレスがたむろしてしまうことがあります。イギリス・ウェールズ地方のレクサム市にあるマクドナルドでは不良がたむろしないようにするため、Wi-Fiをオフにした上に、店内のBGMをベートーベンなどのクラシック音楽に切り替える対策を行っていると報じられています。<中略>
そこで、レクサム市にあるマクドナルドの店舗は、17時時点でフリーWi-Fiの提供をオフにし、17時以降の入店に制限を課すことを明らかにしました。
また、店内に流すBGMをベートーヴェンなどのクラシック曲に変えるという策も取られるとのこと。このBGMを変えるという手法はロンドンにあるマクドナルドでもテストされたことがあるそうで、マクドナルドは「私たちは過去にクラシック音楽をBGMにすることで客に与える影響をテストしており、より許容範囲の広い行動を促すことがわかったので、いくつかの店舗で採用しています」と述べています。
ヒューズ警部補は「有名なファストフード店が夕方17時からクラシック音楽を流すことで、地元で手に負えない不良がベートーヴェンの愛好家でない限り、いくつかの問題は阻止できるはずです」とコメントしました。
https://gigazine.net/news/20230201-mcdonald-plays-beethoven/
