1:名無しさん


県産業技術研究開発センター(高岡市)は、アルミニウムと他の金属を接合する新たな技術を開発し、国内の特許を取得した。金属を溶かさず、たたいて接合することで高い強度を保つ。二酸化炭素(CO2)の排出量削減に向けて、自動車業界では車体や部品の軽量化が求められており、活用が期待される。

金属をくっつける場合、従来は金属を溶かして接合する「溶接」が一般的だった。しかし、異なる金属を接合する場合は、溶接した部分に化合物の層ができ、強度が弱くなるという欠点があった。

 同センターが開発した新たな金属接合技術は「 鍛接たんせつ 法」と呼ばれる。金属を溶かさず、300~400度程度の比較的低温の熱を加え、たたいて接合する。接合部の化合物の層は、1ミリの100万分の1レベルまで薄くでき、高い強度が保てる。

 接合する時間は0・1秒以下と短時間だ。町工場にある一般的なプレス機で加圧できるため、コストも抑えられる。鉄や銅、チタンなど様々な金属とアルミの接合ができるという。

 新たな金属接合技術は、主に自動車業界での活用が想定される。自動車の車体は鉄が主流だが、アルミは鉄の3分の1の軽さで加工しやすく、比較的安価だ。少ないエネルギーで車を動かせば、CO2排出量を減らせるため、業界では車体を軽くするというニーズが高まっている。

 重くて高価な銅に代わり、アルミを組み合わせてバッテリーの端子を作ることもできる。電気自動車(EV)や、水素を動力源とする燃料電池車(FCV)などの開発に欠かせない技術になる可能性がある。

 この技術の研究は2008年頃から始め、10年以上経て日の目を見た。同センターは、すでに自動車関連の複数企業と共同研究を進めており、技術の活用方法を検討している。9月には米国や欧州、中国、韓国で関連の特許出願をする予定だという。

たたいてアルミと接合 国内特許取得 溶かさず他金属と CO2削減に期待 県産業技術研究開発センター
https://www.yomiuri.co.jp/local/toyama/news/20220820-OYTNT50111/

 

5:名無しさん


工場なら行けるけど現場加工はむりじゃん

 

46:名無しさん

>>5
接着後でも運べる程度の大きさの物限定だな


175:名無しさん

>>5
なし崩しに導入されるかもね
NTなんかも現場で音聞いてたらシールドされてないしw
作業者に聞いても「そもそもこんなの現場じゃムリよw」と笑ってた
俺もそう思う


6:名無しさん


やっとハンドパワー使いが現れたか

 

9:名無しさん


スポット溶接みたいなもんか

 

236:名無しさん

>>9
それ溶接じゃん
金属溶かしてるで


14:名無しさん


アルミ自転車の溶接痕がなくなるのか

 

10:名無しさん


刀鍛冶の技術の発展やな

 

104:名無しさん

>>10
自分もこれ思った
日本刀って2種類の金属を融合して作ってたから
硬い金属と柔らかい金属だったかな


206:名無しさん

>>104
そうそう
鋼と軟鉄の合金


16:名無しさん


そんなことしなくても
反転金属同士で瞬間的に溶融する技術が20世紀からあるよ

 

20:名無しさん


>接合する時間は0・1秒以下と短時間だ。
>町工場にある一般的なプレス機で加圧できるため、コストも抑えられる。
>鉄や銅、チタンなど様々な金属とアルミの接合ができるという。


ここが肝だな、時間がかかったり特殊な機械が必要だったりするとコストが跳ね上がるけど、短時間で従来の設備で実現できるというのが凄い

 

21:名無しさん


>町工場にある一般的なプレス機で加圧できるため、コストも抑えられる
すばらしい

 

103:名無しさん

>>20
>>21

こういうの見るとピュアだなって思う
技術的には可能って言葉を「簡単にできる」って読み替えちゃう人たち


186:名無しさん

>>103
加工技術の改良は日本の町工場が最も得意とする分野なんだけどね
最初は困難でも治具開発や慣れによって徐々に効率化していくんだけど、
専用設備がないと実現できない技術じゃないというところが素晴らしい
勿論専用設備を開発してもっと効率化できるならそれに越したことはないけど、取っ掛かりとしては上々


27:名無しさん


軽くすると耐衝撃性能落ちねえか

 

73:名無しさん


溶接の資格とりに行ったら、来てる人ほとんどが経験者だった。
おまえら今まで無資格で溶接してたのかよ。

 

218:名無しさん

>>73
そんなもんだよ
俺も数年やってから、資格取ったし
何十年と続いてる会社初の有資格者w


196:名無しさん

>>73
俺も無資格だけど零細町工場で電気溶接もガス溶接もやってた
そんなもんだ


219:名無しさん

>>196
俺も工場で数年間毎日アルゴンと半自動やってたけど無資格w
上司に聞くと工場内だからいらんよ
ほんとそんなもんだよね


93:名無しさん


温度を上げてプレスするのかあ

 

113:名無しさん


プレスが必要なら工場のみだろ
まだまだ目を焼く労働者は必要だ

 

123:名無しさん


気になるのは錆やすさかなあ

 

144:名無しさん


鍛接は叩いて金属同士をくっつけること関連技術として爆接や拡散接合なんてのもある

 

155:名無しさん


これマジで昔からある技術だぞ
木目金とか金属加工の伝統工芸の職人ならみんな知ってるし普通に使ってる
突然こんなのを特許とか言われたら色々問題起きそう

 

162:名無しさん

>>155
昔からある技術を発展させたって話じゃね?


168:名無しさん


町工場のプレス機なら
金型みたいのにヒーターみたいのが入ってるのか

 

169:名無しさん


町工場にあるプレス機と300℃程度の熱でできるのに今まで誰も気づかなかった手法なのか

 

176:名無しさん

>>169
なんかググったら、低温かつ極短時間であることによって接合部の化合物の層をナノオーダーに抑制するとかなんとか


259:名無しさん


>>1
> 9月には米国や欧州、中国、韓国で関連の特許出願をする予定
出願前に報道されちゃって大丈夫なん?