1:名無しさん




 下野写真協会会員の宇都宮市戸祭町、井上詔(いのうえあきら)さん(80)がこのほど、同市長岡町の長岡樹林地で、傘の直径が23センチ、高さ45センチほどの大きなキノコを見つけた。

 県立博物館によると「マントカラカサタケ」で、公園や人里に近い林縁などの落ち葉がたまっている場所や草むらに生え、県内でもときどき見つかるという。

 井上さんは好天時にはほぼ毎日、近くの長岡公園を散歩し、隣接する同樹林地には月1回程度、足を伸ばしている。今回、7月下旬に行った際にキノコに遭遇した。「遠くからは何かの人工物に見えたが、近づいたらキノコで、びっくりした。こんな大きなキノコは初めて」と驚いていた。

 同館自然課の山本航平(やまもとこうへい)主任(35)は「傘の下の柄に白い幕のように垂れ下がっている部分がマントに似ているのでマントカラカサタケと呼ばれている。よくある大きさだが、あまりニュースで取り上げられないので、こういうキノコがあることも知ってほしい」と話していた。

https://www.shimotsuke.co.jp/articles/-/940973