日立グループでも造船会社でもない日立造船、新社名は「カナデビア」
日立造船は27日、来年10月に社名を「カナデビア」に変えると発表した。同社はごみ焼却施設の建設で国内最大手。半世紀以上前に日立製作所の傘下を離れ、祖業である造船事業から撤退して20年以上が経過。社名が会社の現状と大きくずれていた。
新社名は日本語の「奏でる」と、ラテン語で道を意味する「via」を組み合わせた造語という。「ハーモニーを奏でるように人類と自然に調和をもたらす新しい道を切りひらいていく」という意味を込めた。来年6月の株主総会で承認されれば、同年10月1日付で社名を変更する。
同社は1881年に「大阪鉄工所」として創業。1936年に日立傘下に入り、43年に社名を現在の「日立造船」に改めた。しかし、47年には日立グループから離脱。2002年には造船事業を手放した。
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