防衛省の答弁はこうでした。
「資機材と隊員を一度に運べて、迅速に下車・展開できる。汎用性の高いトラックは不可欠。不整地ではバスは使えない」と。
でもそれ、本当に人命よりも機動性を優先すべき理由になりますか?
不整地では隊員は振動で圧縮されたり、荷物にぶつかったり、ホロから落ちそうになったり、危険を絶えないといけません。
昨日の衆議院安全保障委員会で、立憲民主党の伊藤俊輔議員がこの輸送の実態を問い、隊員の健康被害や事故、責任の重さにまで踏み込んでくれました。
今回のポストは、その鋭い質疑の中のほんの一部、トラック輸送問題だけを取り上げたものです。
「人こそ最大の装備」――その言葉が日本でも本気で語られる日が来ることを願って。
【衆議院安全保障委員会 トラック荷台人員輸送】
— 小笠原理恵(自衛官守る会代表・ジャーナリスト) (@RieOgaWEB) April 17, 2025
自衛隊では、トラックの荷台に装具と一緒に多数の隊員(例 3 1/2tトラックで24名)が乗り込み移動する――。乗用車のような3点式のシートベルトなし、硬い板のベンチ、振動と事故リスク。
防衛省の答弁はこうでした。… pic.twitter.com/lKlCV46YMs
バスが走れないような道だとトラックも無理 もう少しマシな反論が無かったのか?
— あるぷ@あなたのポートレート (@RevMax4) April 17, 2025
観光バスタイプなら空挺部隊の装備くらい人数分乗る