1:名無しさん




・参考事例

1.充電ケーブルの事故
【事例1】
充電中のスマートフォンから異臭がし、充電ケーブルとの接続部付近が焦げて、指にやけどを負った。

→充電ケーブルとスマートフォンを接続するコネクター内部に導電性の異物が付着したため、ショートして異常発熱し、外郭樹脂が溶融したと考えられる。なお、スマートフォンの取扱説明書には、「外部接続端子に水やペットの尿などの液体を付着させない。火災の原因となる。」旨、記載されていた。

【事例2】
充電ケーブルを電源に接続した状態で、充電コネクターには何も接続せずに放置していたところ、充電ケーブル及び周辺を焼損する火災が発生した。

→充電ケーブルのコネクター内部にあるコネクターピンが使用者の接触などにより外力で変形したため、ショート及びスパークが生じてコネクター樹脂が焼損したと考えられる。

【事例3】
使用者が洗った髪を拭き取ったタオルを枕に敷いて就寝したところ、電源に接続された充電ケーブルのコネクターがタオルの下にあり、顔に化学やけどを負った。

→事故品のコネクターは、充電ケーブルのコネクターピンが露出した構造であったため、汗等が付着した際に電気分解によって、強酸及び強アルカリが生成し、皮膚に触れて化学やけどに至ったと考えられる。なお、取扱説明書には、コネクターの上に寝ない旨、記載されていた。

https://www.nite.go.jp/jiko/chuikanki/mailmagazin/2019fy/psm_vol330_190409.html