政府は、物価上昇の勢いが尋常でないことを受け、来年度の物価上昇率の管理目標値を従来の年1.4%から年2%台へと引き上げる案を検討している。政府は2016年以降初めて、韓銀の物価安定目標(年2.0%)を上回る管理目標を設定することになる。政府は物価安定のため、来年上半期(1~6月)の電気料金などの公共料金の据え置きまで検討しているという。
12日、政府などによると、企画財政部(企財部)は今月20日ごろ、来年度の経済政策方向を発表し、物価上昇率の管理目標値を2.0%以上へと引き上げる予定だ。政府は今年6月下半期(7~12月)の経済方向で、来年度の物価上昇率を1.4%に設定した。農畜産物や国際原油価格などの供給不足現象が緩和し、来年の物価も同様に上げ幅は減速するだろうと見込んだ。
世宗市=キム・ヒョンミン記者
東亞日報 December. 13, 2021 08:26
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