アンガールズの田中卓志(46)がゴールデンで初MCを務める「呼び出し先生タナカ」(フジテレビ・日曜・21時)が、シャレにならない事態に陥っている。4月27日の初回放送からネット上などで指摘されていたが、他の番組で公然と「あれはパクリ番組」と言われるまでに……。
「世間で有名ですよ、あの番組……“パクリ番組”だって」
5月27日、よりによって同じフジの「人志松本の酒のツマミになる話」で、松本人志(58)に言われてしまったのである。
面と向かって言われたのは、「呼び出し先生タナカ」で副担任を務めるシソンヌの長谷川忍(43)だった。彼は咄嗟に「やめろ!やめてください」とツッコんだものの、画面下には赤字テロップで“パクリ番組”の文字――。もはやフジも認めているということだろうか。民放ディレクターに聞いた。
「『呼び出し先生タナカ』が新番組として発表された当初は、かつてフジで高視聴率を記録した、ビートたけし・逸見政孝アナの『平成教育委員会』をオマージュした、タメになる教育バラエティ番組との触れ込みでした。ところが、実際は全く別の番組でした」
デイリー新潮は「アンガ田中 初ゴールデンMCで指摘されたパクリ疑惑 関係者は『あれでは彼の長所が生かされない』」(5月15日配信)で、「めちゃ×2イケてるッ!」(フジ)の人気コーナーだった“抜き打ちテスト”とそっくりであり、MCの田中自身もラジオでそれを認める発言をしていることを報じた。
■パクリどころか劣化版
「同じスタッフが作った番組ですから、似た企画ができるのもわからなくはない。しかし、『めちゃイケ』の“抜き打ちテスト”で教師に扮していたナインティナインの岡村隆史(51)が自身のラジオ番組で文句を言ったことで、風向きが変わりました」<中略>
さらに吉本興業も絡む可能性まで。
「吉本は、吉田会長のいるワタナベエンターテインメントにはクレームをつけないまでも、フジには文句を言うかもしれません。番組を共に作ってきた岡村、そして松本さんまで、公然と“パクり番組”と言い始めたのですから、放ってはおけないでしょう」
フジの新社長にも話が及ぶかもしれない。
「今月、フジは港浩一さん(70)が新社長に就任します。かつてフジのバラエティ番組を引っ張ってきた人ですから、このような番組を許すかどうか……。ひょっとすると『呼び出し先生タナカ』は終了するかもしれません」
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