マイクロソフト創業者のビル・ゲイツ氏や、アマゾン創業者のジェフ・ベゾス氏など、米国の大富豪らが「核融合発電」に巨額の投資をしているという。太陽のエネルギーを再現して、温暖化問題とエネルギー問題を一気に解決する「夢のエネルギー」である。現在、国際協力で人類初の「核融合実験炉(ITER=イーター)」の建設がフランスで進んでいるが、専門家によると、実は日本の技術開発が先行しており、2兆円をつぎ込めば大きく前進する可能性があるという。共産党一党独裁で、ほぼ横並びという中国。果たして、岸田文雄首相は知っているのか。
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米紙ウォールストリート・ジャーナルは23日、「テック長者がほれ込む核融合」との見出しで、IT業界で財を成した大富豪や有名投資家が核融合発電の開発競争に投資しているとの記事を発信した。
出資者には、冒頭の2人のほか、対話型人工知能(AI)「チャットGPT」を開発した米新興企業「オープンAI」のサム・アルトマンCEO(最高経営責任者)の名前もあり、核融合の国内新興企業に3億7500万ドル(約502億円)を投資したとあった。
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