韓国最大の製鉄会社「ポスコ(POSCO)」は24日、ポハン(浦項)製鉄所の内部を公開した。台風による浸水被害直後から復旧作業を行い、現在は高炉3基と製鋼工程、18の圧延工程のうち7工程を正常稼働していると明かした。復旧作業には、社員をはじめ延べ100万人を投入した。同社は年内に圧延工程のうち、連続溶融亜鉛めっきライン(CGL)、高品質ステンレス鋼(STS)第1冷延などの3か所を除く15か所を復旧および再稼働し、従来の浦項製鉄所で生産していた製品を通常通り供給する計画だ。
ポスコは早期復旧できた理由として、技術力と社員の努力を挙げた。当初は、各工場の設備稼働を支えていたモーター4万4000台のうち31%が浸水し、新たに発注する方針を検討した。しかし製作と設置に1年以上要すると分かると、社員自らが分解・洗浄・組み立てをした。
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