ロシアとウクライナの代表団が7日、ベラルーシ南西部ブレスト州で開いた3回目の停戦協議では、全面停戦に向けた進展はなかった。タス通信などによると、約3時間の協議で、ロシア側は合意文書案を提示し、ウクライナ側は検討のため持ち帰ったという。
露側は4回目協議の早期開催に前向きな姿勢を示している。
ウクライナ・プラウダ紙は8日、ロシア側は停戦協議で、ウォロディミル・ゼレンスキー大統領の退陣と親露派の後継就任を要求していると伝えた。
2014年に親米欧派の大規模デモで失脚したビクトル・ヤヌコビッチ元大統領らが取りざたされているという。
https://www.yomiuri.co.jp/world/20220308-OYT1T50237/