【ジュネーブ共同】通常会期が開催中の国連人権理事会で1日、ウクライナに侵攻したロシアのラブロフ外相がオンラインで演説を開始した際、多くの外交団が一斉に退席し、抗議の意思を示した。
当初ジュネーブを訪れて会合に参加する予定だったラブロフ氏は、自身を制裁対象とする欧州連合(EU)が「移動の自由の尊重を拒否したため、オンライン参加を余儀なくされた」とし、約15分間の演説で侵攻の正当性を主張した。
https://nordot.app/871379374948614144
【ジュネーブ共同】通常会期が開催中の国連人権理事会で1日、ウクライナに侵攻したロシアのラブロフ外相がオンラインで演説を開始した際、多くの外交団が一斉に退席し、抗議の意思を示した。
当初ジュネーブを訪れて会合に参加する予定だったラブロフ氏は、自身を制裁対象とする欧州連合(EU)が「移動の自由の尊重を拒否したため、オンライン参加を余儀なくされた」とし、約15分間の演説で侵攻の正当性を主張した。
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駐日ロシア連邦大使館さん(@RusEmbassyJ)が4:50 午後 on 火, 3月 01, 2022にツイートしました:
❗ロシアへの支持を表明する国の住民が増えています🇷🇺
🇷🇸ベオグラード、セルビア
🇮🇹ローマ、イタリア
🇦🇲エレバン、アルメニア
🇨🇩キンシャサ、コンゴ民主共和国
👇🏼
(https://twitter.com/RusEmbassyJ/status/1498566366496161792)
検問所の兵士「女は行け、男は残れ」避難民が殺到…殺気立つポーランド国境
【メディカ(ポーランド東部)=笹子美奈子】ウクライナからポーランドへと抜ける幹線道路M11号線の先に、ようやく国境の検問所が見えた。戦火を逃れたウクライナの避難民ら数百人が集まっている。そこは 混沌こんとん の渦だった。
ウクライナ西部リビウの街を出発してから20時間あまり。2月28日早朝にウクライナ側国境にたどり着いた。渋滞にからむ規制で、車での移動を途中で諦め、避難民に交じって26キロ・メートルを歩いた。
検問所の前は、群衆で身動きが取れない状態だった。3時間並んでも、行列はほとんど進まない。やがて、ウクライナ軍の警備兵が近づいてきて、通用門に移動するよう指示された。同僚の男性カメラマンと一緒に向かおうとすると、「女は行け。男は残れ」とカメラマンだけが止められそうになった。
ウクライナではロシア軍の全面侵攻が始まった2月24日に総動員令が発出された。ウクライナ国籍の18~60歳の男性は出国できない。外国人を装って国外に逃げる者が出ないよう、男性は一人一人が厳重な審査を受ける。ウクライナ政府の取材許可証を提示し、2人とも報道目的で滞在していたことを説明して、どうにか検問所を突破した。
ウクライナ側の出国ゲートを抜けると、今度はポーランド側の入国審査を待つ行列ができていた。審査場へと続く通路は避難民で埋まり、皆が殺気立っていた。通路の先にある高さ約2メートルの鉄柵越しに、避難民がポーランド軍の警備兵に向かって叫び声を上げている。
警備兵に殴られたのか、1人は顔にあざができていた。それでも抵抗を続ける人、少しでも先に進もうと前の人に体当たりする人、気力を失ってしゃがみ込む人。この国境を越えなければもう後はない。必死の形相が目に焼き付いた。
子供を抱えた女性が、避難民の間を通してもらい、ようやくポーランド側にたどり着いた。子供はこれまでの苦しい道のりを思い出したのか、激しく泣き出した。母親は放心した表情で、ただ子供を抱きかかえていた。
◇
国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)によると、ウクライナから国外に逃れた避難民は侵攻5日目で50万人を超え、うち28万人がポーランドに渡った。
https://www.yomiuri.co.jp/world/20220302-OYT1T50042
【AFP=時事】英国のボリス・ジョンソン(Boris Johnson)首相の報道官は1日、ロシアのウクライナ侵攻を受け、5か国で構成する国連安全保障理事会(UN Security Council)の常任理事国からロシアを解任する案を、英政府として議論する用意があると表明した。
報道官は記者団に対し、「首相はこれに関して立場を示していない」としながらも、「われわれはロシアが外交的に孤立することを望んでおり、それを達成するために全ての選択肢を検討するということは言える」と述べた。【翻訳編集】 AFPBB News
https://news.yahoo.co.jp/articles/088f06b5433bd13f426021bdd8e902f8794adb05
米国連代表部の報道官は2月28日、ロシアの国連代表部に勤務する外交官12人の国外追放手続きを始めたと明らかにした。「米国での居住特権を乱用し、国家安全保障に有害なスパイ活動に従事した」としており、数カ月前から計画していたと説明している。
ロシアのネベンジャ国連大使によると、米側は3月7日までに米国を離れるよう求めたという。
ネベンジャ氏は28日、国連安全保障理事会の2月の議長国を終える際の記者会見中に報告を受けた。携帯電話の呼び出しに気づき「ちょっと待ってください。この電話には出なくてはいけない」と会見を中断。電話を終えると「いま情報が入った」と述べ、米国側がロシア代表部を訪れて、追放を通告してきたと記者団に明らかにした。【ニューヨーク隅俊之】
https://news.yahoo.co.jp/articles/dd79728be6a8dccc887ad1cc60e565e609d97846
ロシアのウクライナ侵略は、フィンランド国民をこれまで以上にNATOに接近させた。
フィンランドの政党は火曜日に集まり、ロシアのウクライナ攻撃とヨーロッパの新しいパワーバランスにおけるフィンランドの役割について議論する予定だ。サナ・マリン首相が月曜日に記者団に語ったところによると、フィンランドのNATO加盟の可能性についても話し合われる予定だ。
ヘルシンキの雰囲気は緊迫している。フィンランドはロシアとヨーロッパで最も長い1300キロメートルの国境を接しているが、軍事同盟には加盟していない。フィンランドはNATOの緊密な同盟国だが、加盟への意欲はほとんどない–これまでは。
全文(英語)はこちら
https://www.politico.eu/article/finland-nato-membership-sanna-marin-ukraine-russia/
ロシア、今度はフィンランドとスウェーデンを「強迫」…「NATOに加入すれば深刻な結果に」
https://news.yahoo.co.jp/articles/923b742e3bbf78775191af62b41f9d09fdb2eab5
(ブルームバーグ): ロシアは36カ国を対象に、航空会社によるロシア領空の飛行を禁止する。欧州連合(EU)がロシアの航空会社が運航する、ないしロシアで登録されている航空機に対してEU領空を閉鎖したことへの対応措置。ロシアの航空当局が声明で明らかにした。
飛行禁止対象のリストにはEU加盟国や英国が含まれるが、米国や日本は入っていない。
https://news.yahoo.co.jp/articles/58a7ac4ead053d74517cc13bebd3ca765cdf52fc
ロシア大統領は仏大統領との電話会談で、ウクライナの「非武装化」や「中立的地位」、クリミアにおけるロシアの主権承認が問題解決の条件と主張した(モスクワ時事)
https://twitter.com/jijicom/status/1498322101593591809
【モスクワ共同】ウクライナのメディアによると、ロシアとの停戦交渉に臨んだウクライナ代表団は28日、南部クリミア半島や東部ドンバス地域を含めウクライナ全土からのロシア軍撤収を要求した。
https://nordot.app/871020006937116672
[ワシントン 27日 ロイター] – 欧州連合(EU)のフォンデアライエン欧州委員長は27日、ウクライナのEU加盟に対する支持を明言した。
ユーロニュースのインタビューで「(ウクライナは)やがてわれわれの一員になる。われわれの仲間であり、加盟を望む」と述べた。
ウクライナは1991年の独立後、EUと北大西洋条約機構(NATO)への加盟を目指してきた。ロシアはこれに強く反発している。
https://jp.reuters.com/article/ukraine-crisis-eu-idJPKBN2KX05I
国連総会の緊急特別会合 開催決まる 安保理で賛成多数
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220228/k10013504741000.html
ロシアによるウクライナへの軍事侵攻をめぐり、アメリカなどがすべての国連加盟国が参加できる国連総会の緊急特別会合の開催を提案し、安全保障理事会での採決の結果、賛成多数で開催されることが決まりました。緊急特別会合は28日から始まり、アメリカとしてはロシアを非難する決議案を採決し圧力を強めたい考えです。
米はロシア非難決議案の採決目指す
ロシアによるウクライナへの軍事侵攻をめぐり、アメリカなどはすべての国連加盟国が参加できる国連総会の緊急特別会合の開催を提案し、国連安保理では27日午後、日本時間の28日午前5時すぎから、開催の是非を問う採決が行われました。
今回の採決では、常任理事国は拒否権を行使できず、採決の結果、理事国15か国のうち11か国が賛成し、国連総会の緊急特別会合が開催されることになりました。
ロシアは反対し、中国、インド、UAE=アラブ首長国連邦は棄権しました。
緊急特別会合は28日から始まり、アメリカとしては、すべての国連加盟国が参加できる国連総会の場でロシアを非難する決議案の採決を目指していて、ロシアの国際的な孤立を一層際立たせ、圧力を強めたい考えです。
ウクライナ人の70%がウクライナの勝利に自信を持っており、91%がゼレンスキー大統領を支持している
世論調査期間 2/26~2/27
社会学者は、ロシア占領下のドネツクとルハンシクの地域とクリミア半島を除くすべての地域で、18歳以上の2,000人のウクライナ人にインタビューしました。
https://www.pravda.com.ua/news/2022/02/27/7326570/
[27日 ロイター] – 欧州連合(EU)当局者によると、27日のEU外相会合では、ロシアに対する追加制裁として、EU全域をロシアの航空機の飛行禁止区域にすることを検討する可能性がある。
すでにEU加盟国の大半が領空飛行禁止を発表しており、より正式な決定が近く下される可能性があると述べた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/d56bc57df37ce186408e668184f060242cc8c443
【ブリュッセル共同】欧州連合(EU)のフォンデアライエン欧州委員長は、ウクライナが武器を調達できるようEUが資金を供与すると明らかにした。
https://nordot.app/870750228206157824
ウクライナ、ロシアを国際司法裁に提訴
[27日 ロイター] – ウクライナのゼレンスキー大統領は27日、ロシアによる攻撃を巡り国際司法裁判所(ICJ)に提訴したとツイッターの投稿で明らかにした。
「ロシアはジェノサイド(大量虐殺)の概念を巧みに使い侵略を正当化した責任を取らなければならない。ロシアに軍事行動をすぐにやめさせるよう命じる緊急決定を求めており、来週審理が始まることを見込む」と述べた。
https://jp.reuters.com/article/ukraine-crisis-icj-idJPKBN2KW0GV
ロシアとウクライナ 代表団が会談へ ウクライナ大統領が発表
ロシア軍によるウクライナへの侵攻をめぐりウクライナのゼレンスキー大統領は27日、ウクライナの代表団がロシア側と会談することを明らかにしました。
会談は、ウクライナとベラルーシの国境付近で行われる予定で、前提条件なしで会うことで合意したということです。
ゼレンスキー大統領は25日、「人々の命が失われるのを防ぐため、交渉のテーブルにつこう」と述べ、プーチン大統領に話し合いを求めていました。
ロシア大統領府のペスコフ報道官もウクライナとの交渉に向けて、代表団をベラルーシにすでに派遣したと明らかにしていました。
双方の会談で停戦をめぐる交渉が行われるかが焦点です。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220227/k10013504591000.html
関連
ロシア、停戦交渉団派遣の用意 ウクライナ非軍事化条件
https://news.yahoo.co.jp/articles/a8f19fa59e1d0c55d02028020a6b85a86679fdd1
【モスクワ共同】ウクライナのゼレンスキー大統領は25日、ロシアのプーチン大統領に停戦交渉を呼び掛けた。インタファクス通信によると、ロシアのペスコフ大統領報道官はプーチン氏がこれに応じ、国防省や外務省の代表団をベラルーシの首都ミンスクに派遣する用意があると述べた。ウクライナの中立化と非軍事化が条件とした。
ロシア軍の侵攻を受けるウクライナのゼレンスキー大統領の評価が欧米メディアで高まっている。「私はここにいる」と首都キエフを離れていないことを強調し、場所を転々と変えて動画を公表。軍や国民を勇気づけるメッセージを発信している。欧米メディアでは「戦時大統領」(英BBC放送)になりつつあるとの見方も出ている。
米CNNなどによると、ゼレンスキー氏は26日、1人で日中の街中に立っている30秒足らずの自撮り動画を公表し、「私はここにいる。武器を捨ててはいない。国を守り続ける。われわれの土地、国を守る。ウクライナに栄光あれ」と訴えた。
25日に公開された動画では、夜間の街頭に首相ら側近とともに立ち、「みんなここにいる。独立を守る」と明言した。スーツを脱いだ軍服姿で国民を鼓舞するメッセージを発信した。
プーチン露大統領は25日、ゼレンスキー政権を「麻薬中毒者とネオナチの集団」と呼び、露メディアでは侵攻を正当化する報道が続いている。ゼレンスキー氏はロシアの情報戦にインターネットを駆使して応戦している形だ。
人気コメディアン出身のゼレンスキー氏の支持率は露の侵攻直前、19%台に落ち込んでいた。しかし、ロシア軍が首都に迫り、自身が「ロシアの1番目の敵」であることを認識しながらも、一歩も引かない姿勢に信頼を寄せるウクライナ市民もいる。
東部ドニプロに住む女性(27)はSNS(会員制交流サイト)での産経新聞の取材に、「(ゼレンスキー氏は)できることをすべてやっていると思う。開戦後は顔つきまで変わってきた」と評した。(ジェシュフ=ポーランド南部 佐藤貴生)
https://news.yahoo.co.jp/articles/8aa63e02efa0b8d32e1576dff852c3f3d60e225d
【ウラジオストク共同】米NBCテレビは27日までに、ロシアと緊密な中央アジアのカザフスタンがウクライナ侵攻への軍派遣を求められ、断っていたと報じた。当局者の話としている。
報道によると、ロシアが侵攻に先立ち承認したウクライナ東部の親ロ派2地域の独立についても、カザフは認めていない。
カザフのトカエフ大統領は1月、燃料価格引き上げに抗議するデモが暴徒化した際、ロシア主導の集団安全保障条約機構(CSTO)に部隊派遣を要請して治安を回復。ロシアとの関係を強めたとみられていた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/96f202b741b963adf75e8eb3996cbe8c0d5cd07a
ドイツのショルツ首相は26日、ロシア軍の侵攻を受けるウクライナに対し、これまでの方針を転換して武器を提供すると表明した。ロシアへの配慮もあり、武器供与には慎重姿勢を貫いてきたが、ロシアが一線を越えたと判断した。
ショルツ氏はツイッターに「ロシアの侵攻が転機だ。プーチンの侵略軍から防衛するために、力の及ぶ限りウクライナを支援することが我々の義務である」と投稿。ウクライナに対し、対戦車兵器1000発と近距離の敵を狙う携帯型地対空ミサイル「スティンガー」500発を供与すると明らかにした。
かねてドイツに武器供与を求めてきたウクライナのゼレンスキー大統領は、ツイッターで「その調子だ、ショルツ首相。反戦連合が活動中だ!」と歓迎した。
全文はこちら
https://news.yahoo.co.jp/articles/bf72c74999e237393001a9aa02a10ec27aaa7b82
ロシア軍によるウクライナ侵攻で、多数の住民が命の危険にさらされている。この危機的な事態に対して、国連安全保障理事会が何ら手を打てないというのは、一体、どうしたことか。
国連憲章は、安保理が国際の平和と安全の維持に主要な責任を負うと定め、軍事的強制措置の決定を含む幅広い権限を与える。
本来ならば、ロシアに撤退を促すのは安保理の役割のはずだ。常任理事国であるロシアの拒否権行使で身動きが取れないというのであれば、何のための安保理か。その権威は、地に落ちたと言わざるを得ない。
ロシア軍によるウクライナ侵攻で、多数の住民が命の危険にさらされている。この危機的な事態に対して、国連安全保障理事会が何ら手を打てないというのは、一体、どうしたことか
ウクライナ危機を議論した23日の緊急会合開催中、ロシア軍の侵攻開始が伝えられた。「攻撃をやめてほしい」と語ったグテレス国連事務総長の訴えはロシア側に完全に無視された。
25日には、米国などが提出したウクライナ攻撃の非難決議案が採決にかけられたが、ロシアの拒否権行使で否決された。
通常、常任理事国が当事国となっている問題は安保理討議の俎上(そじょう)に載らない。拒否権行使によって必ず葬られるからだ。
だが、今回は、日本を含む約80カ国が決議案を支持する共同提案国となった。15理事国のうち、賛成は11、棄権が中国を含む3にとどまり、ロシアの孤立を印象付けることにはなっただろう。
拒否権行使は織り込み済みだというのなら、米欧や日本は別の手立てを講じる必要がある。総会の場で平和のための結集決議を行うなど、あらゆる機会を捉えてロシアの非を鳴らすべきだ。
これまでも安保理は、北朝鮮の核・ミサイルへの対応などで米欧と中露が対立し、意見がまとまらないことが多かった。この問題を打開する努力を怠ったことが、今回の機能不全につながったのではないか。
北朝鮮問題では、安保理とは別に米欧や日本が個別の声明を発表してきたが、ウクライナ侵攻のような重大事態は、それでは通用しないと知るべきだ。
そもそも、常任理事国である米英仏露中は第二次大戦の戦勝国であり、この5大国に平和を主導させようとしたのは、はるか昔の発想である。プーチン露大統領は今回、大国主導の平和という国連の発想自体もぶち壊した。安保理は抜本的に変わらねばならない。
ソース https://www.sankei.com/article/20220227-7TQO52SRFBMGVG7C6CL2I3PESE/