成田空港 敷地内の池に生息のカメ対策検討へ
http://www3.nhk.or.jp/lnews/shutoken/20211119/1000072762.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を
成田空港の敷地内の池に生息するカメが滑走路に侵入し、航空機の安全な運航に影響を及ぼす懸念が出ていることを受け、成田空港会社ではカメの数を減らすための駆除といった対策を検討していくことになりました。
ことし9月、成田空港の滑走路でカメが歩いているのが見つかり、一時、滑走路が閉鎖され、航空機5便が遅れる影響が出ました。その後、滑走路のすぐ脇にある池で多数の外来種とみられるカメの姿が確認され、専門家からは滑走路に侵入したカメがエンジンに吸い込まれた場合、甲羅が硬いため航空機の安全な運航に影響を及ぼすことが懸念されるという指摘が出ていました。
これについて成田空港会社の田村明比古社長は18日の記者会見で、対策に乗り出す考えを示しました。具体的には、カメの数を減らすための駆除や池と滑走路との間に障害物を設けてカメが滑走路に侵入できないようにする対策などを専門家も交え、早急に検討していくとしています。
田村社長は「航空機の安全な運航に影響を及ぼしてはいけないので、できるだけ早く対策を検討していきたい」と述べました。