道南の福島町で今月12日、新聞配達員の男性がクマに襲われて死亡したことを巡り、クマを駆除したことに対して道などに抗議の電話があり、鈴木知事は「理解してもらいたい」と呼びかけました。
道南の福島町で12日未明、新聞配達員の男性がクマに襲われて死亡しました。
道は町全域にヒグマ警報を初めて発令するとともに、18日にクマ1頭を駆除しました。
調査の結果、駆除されたクマは男性を襲っていたことと共に、2021年に町内で高齢女性を襲って死亡させたクマと同一個体であることがわかりました。
鈴木知事は25日の定例記者会見で、特に道外から抗議電話があり、中には2時間以上に及ぶものがあるとして、「仕事にならない」と強調。
「クマと対峙する想像が出来ないかもしれないが、人が亡くなっている。加害個体に対して命の危険を持ちながら捕獲していただいている」
とし、「理解してもらいたい。電話をする前にしっかり考えていただきたい」と述べました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/aabcc7e36583582bc006252a496ec858d8e6bb17
