基地の主要滑走路は無事に見えるが、少なくとも8機の航空機が損壊したと思われる。また、複数のクレーターも確認できる。
被害を受けたとみられる航空機の多くは、基地内の格納庫から離れた、開けた場所に駐機してある。
プラネット・ラブスは、ウクライナ全土をカバーする数百もの人工衛星写真をモニタリングしている。同社が発表した爆発前後の写真は、この基地の被害を示す初の独立した証拠となった。これまでは、爆発の影響の詳細は不明だった。
しかし、基地がどのように被害を受けたのかや、爆発の原因はまだ分かっていない。
ロシアは、防火規則の違反によって、倉庫の弾薬が爆発したと説明している。
一方のウクライナも、基地を攻撃したとは発表していない。同国のオレクシイ・レズニコフ国防相も、ロシア兵のたばこの不始末が原因だろうと示唆した。
ウクライナ空軍は、この爆発で複数のロシア戦闘機が破壊されたと述べたが、ロシアはこれを否定していた。しかし、人工衛星写真によって、ロシアの主張が間違っていることが確認された。
https://www.bbc.com/japanese/62501080