7-9月期の韓国の住宅価格上昇率が主要56カ国で最も高かったという調査結果が出た。
英不動産情報会社のナイトフランクが18日に公開した「世界住宅価格指数」によると、7-9月期に韓国の住宅価格は1年前より23.9%上がった。物価上昇率を考慮した実質住宅価格基準で、調査対象となった主要56カ国で上昇幅が最も大きかった。
韓国に続きスウェーデンが17.8%、ニュージーランドが17.0%、トルコが15.9%、オーストラリアが15.9%、オランダが15.7%などの順で住宅価格が大きく上がったことがわかった。名目基準住宅価格上昇率も韓国は26.4%でトルコの35.5%に続き56カ国で2位となった。ただトルコは7-9月期の物価上昇率が19.3%に達するほどインフレが深刻で、名目と実質上昇率の差が大きかった。
韓国の住宅価格上昇幅は7-9月期が最も急だ。名目基準住宅価格上昇率の場合、韓国は1-3月期に56カ国中29位の5.8%から4-6月期に55カ国中31位の6.8%に高まったのに続き、7-9月期には26%台と大きく上昇した。
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