インドのタクシーでぼったくられたので日本語でキレ散らかしたら定価で降ろしてくれた思い出
— るびっく (@Ruvic_qbe) June 7, 2025
外人にとっては「訳の分からない言葉で喚かれる」のが一番恐怖心を与えられるんだよな https://t.co/wXBsyyi6Y8
とりわけ一人旅をしていると陥りがちな傾向が、人を信じられなくなるというものである。海外に飛び出したばかりの旅人は、まるでこの世に飛び出たばかりの赤ん坊のように、疑うことを知らないピュアな心を持っている。
しかし例えばインドなどを旅行して、「駅まで100ルピー(160円)」という約束でタクシーに乗ったのに、到着してから「着いたぞ。料金は、500ルピーだ。おまえの分が100ルピー、荷物の運賃が400ルピーだ」と5倍の金額を請求されたり、
「料金は、100ドルだ。誰がルピーって言ったんだよ?俺は最初からドルって言っただろうが」と60倍の金額を請求されたり、
あるいはそもそも駅にすら着かず、勝手に旅行会社に連れて行かれて強面の男に取り囲まれ、2000ドルくらいの法外なツアーを組まされそうになったり、そういう事態を経験して行くと、人は変わる。
この世には、自分の国に興味を抱いて大事なお金と時間を使って訪れてくれた外国人を、なんの迷いもなく欺ける人間がいる。
その衝撃の事実に直面して旅人は「あ、俺、無条件に人を信じてたら3日以内に所持金全部なくなるな」と悟り、心の阿修羅像を「友好」から「憤怒」へ顔面チェンジするのである。
https://shuchi.php.co.jp/article/7272