世界主要国の国債の動向を表す指数の一つ、WGBI=世界国債インデックスへの韓国国債の組み入れが見送られました。企画財政部は、年内の組み入れを目指しています。
WGBIを算出するFTSEラッセルは30日、韓国の国債について、今後組み入れる可能性があるとして、ウォッチリストに保留すると発表しました。
韓国は去年9月にウォッチリスト入りしましたが、今回の見直しで採用は見送られました。
FTSEラッセルは、ウォッチリスト入りした国について最低6か月検討を行ったうえで、実際に組み入れるかどうかを決めていますが、韓国がウォッチリスト入りしてから半年のタイミングでは、組み入れの決定になりませんでした。
ただ、通常、ウォッチリスト入りした時点から最終的に組み入れられるまでに2年かかることもあり、業界では、韓国のWGBI組み入れ決定は、ことし下半期の9月が有力視されています。
FTSEラッセルは、今回の見送りについて、韓国政府が発表した外国人の投資などに関する様々な金融措置の履行とそれに対する市場反応の観察を続ける必要があるとしています。
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