米国と欧州発の銀行危機が徐々に表面化し、現地の主要銀行のデフォルトリスクが急上昇している。韓国をはじめとするアジア大洋地域の銀行は影響が小さいが、米国向け債権比重の高い日本の銀行は影響が小さくないとの見方も出た。<中略>
一方、韓国の4大市場銀行のCDSプレミアムは安定傾向を示している。KB国民銀行の17日時点のCDSプレミアムは43bpで1週間前より1bp上昇し、ハナ銀行とウリ銀行も同じ期間42bpと44bpから43bpと45bpに1bpずつ上昇した。新韓銀行のCDSプレミアムは47bpで1週間変動がなかった。
日本の主要銀行のCDSプレミアムは17日現在、平均60bp台で、1週間前に比べ6~7bp上昇し、米国や欧州の銀行に比べて上昇幅が小さかったが、国際金融センターは日経記事をもとに「米国の銀行危機で融資比率が高い中国の銀行より、債券投資比率が高い日本の銀行がより大きな打撃を受けたという意見もある」と伝えた。
国際金融センターは1999年に外国為替危機の再発防止を目的として、韓国政府と韓国銀行の支援により設立された政府系の非営利社団法人だ。
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