中国石化、ロシア企業との合弁協議を中止 ロイター報道
【北京=多部田俊輔ロイター通信によると、中国国有石油大手、中国石油化工集団(シノペックグループ)はロシアの石油化学会社シブールとの合弁事業を巡る協議を中止した。中国政府は欧米などの経済制裁に反対しているものの、制裁によって中ロ間の合弁事業が影響を受ける恐れがあることから、中国政府は企業にロシア事業を慎重に行うように求めているという。
シノペックが協議を中止したのは、シブールと新たに5億ドル(約600億円)を投じて建設を検討していた石油化学プラント。両社はシノペックが40%出資する合弁会社をすでに設立して現地の天然ガスを利用した石化プラントを2024年に稼働する計画を進めており、協業の拡大を検討していた。
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