誰もが体育館と思う『松の間」だが、その床面は高級木材である欅材を5cmの厚さで敷き詰めており、写真では分からない贅沢な造りとなっている。
— 殭屍の史林堂 (@Jiangshi2020) May 27, 2025
国民主権下での皇居としての役割が与えられた新宮殿は、大衆からは質素に映り、足を踏み入れる者だけが高級感を察せるよう意図的に作られたとすら思える。 https://t.co/aYwjCIfKU1
「松の間」は宮殿の中央に位置し、重要な儀式が行われる「正殿(せいでん)」の中でも最も格式が高い部屋です。
3つの部屋が並ぶ「正殿」の中央にあり、広さはおよそ370平方メートル、天井の高さはおよそ8メートルあります。
宮殿の部屋の中で唯一床が板張りになっていて、厚さ5センチ近いケヤキの木材87枚が敷き詰められています。また、四方の壁には、若松の模様があしらわれた織物が張られています。
「松の間」では、内閣総理大臣と最高裁判所長官の親任式や、新たに着任した外国の大使の信任状捧呈式、それに「大綬章(だいじゅしょう)」や「文化勲章」の親授式などが行われているほか、新春恒例の「歌会始(うたかいはじめ)」の会場にもなっています。
https://www3.nhk.or.jp/news/special/japans-emperor6/articles/articles_imperial-knowledge_03.html