三木市の道の駅に“三木金物”で組み立てたわしのオブジェ完成
金物のまちとして知られる三木市で、のこぎりなどの金物で組み立てたわしのオブジェが完成し、10日、お披露目されました。
三木市は、のこぎりや包丁などの金物が特産で、「三木金物」というブランドで親しまれています。三木市の金物の品質をより多くの人に知ってもらおうと、地元の金物メーカーなどでつくる団体が「三木金物」を使ったオブジェを制作し、10日、地元の道の駅で記念式典が行われました。完成したオブジェは、「金物鷲」と名付けられ、高さ2.4メートル、幅4.5メートルの大きさで、わしをモチーフに、羽根はのこぎりやこて、胴体は包丁や小刀などを使って、デザインされています。地元の職人などがおよそ4か月かけて制作したもので、あわせておよそ3000点の三木金物の製品が使われているということです。
伊丹市から訪れた80代の女性は「造形がすばらしく、手がけた人たちに拍手を送りたいです。見るだけも価値があると友だちにも教えたいです」と話していました。三木金物商工協同組合連合会の竹内良市会長は「三木市が金物のまちだと実感してもらえると思います。刃物がどのようにオブジェに使われているか、多くの人に足を運んでもらい見てほしいです」と話していました。この「金物鷲」は「道の駅みき」で、10日から常設展示されるということです。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kobe/20230310/2020021297.html