韓国女性家族部・全羅北道の「ジャンボリー計画書」予算確保しながら施設は「ずさん」
韓国女性家族部と全羅北道がボーイスカウト・ガールスカウトの祭典「第25回世界スカウトジャンボリー」の予算で、「これまでよりも2.4倍増やしてほしい」と訴えた際に根拠に挙げた事業のうち、その通り実行されたものはほとんどなかったことが17日に明らかになった。プレ・ジャンボリー、基盤施設造成、シャワー施設、温水洗浄便座などが必要だとして増額を要求したが、実現されていなかったということだ。実務を担った全羅北道と、これを監視しなければならない女性家族部が責任を果たしていなかったのだ。<中略>
基盤施設の一つである「つたのトンネル」の場合、約5年間育てなければ日陰にならない植物をたった2年育て、トンネルにつたわせたために、ほとんど役に立たなかった。
公約事項履行を理由に予算を要求した項目の中には「細心の配慮」というものもあった。57億9100万ウォン(約6億3000万円)の予算増額を要求したもので、衛星利用測位システム(GPS)により緊急の状況に24時間対処するという内容などだった。「安全なパーティションを備えたシャワー施設」や「温水洗浄便座・エアコン施設を備えたトイレ」もこの項目に含まれていた。しかし実際のジャンボリー会場でトイレは衛生面がひどく、シャワー施設はテント式になっていて不満が殺到した。チリのスカウト隊員がジャンボリー会場でいわゆる「くみ取り式」のような状態になっているトイレを見て驚く様子がインターネット上で公開されてしまった。
全文はこちら
https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2023/08/18/2023081880055.html