◆米大リーグ ドジャース―エンゼルス(8日・ロサンゼルス=ドジャー・スタジアム)
エンゼルス・大谷翔平投手(29)が8日(日本時間9日)、11日(同12日)のオールスター(シアトル)前最終戦となる敵地・ドジャース戦に「1番・指名打者」でスタメン出場し、7点を追う7回2死一塁の4打席目に、右中間へ32号ソロを放った。2番手右腕・グローブのスライダーを打球速度105・2マイル(約169・3キロ)、433フィート(約132メートル)で運んだ。
久々に快音を響かせた。大谷の本塁打は2日(同3日)の本拠地・ダイヤモンドバックス戦以来5試合ぶり。6月に15本塁打を放つなど量産体制に入った前半戦を締めくくるべく、32号を放った。ドジャー・スタジアムでの本塁打は、メジャー6年目で初めてだ。初回の1打席目は、前日見逃し三振に抑えられた左腕・ベシアの初球を捉えて中前安打。3回1死の2打席目は、右中間への三塁打を放った。3打席目は中飛に倒れたが4打席目に一発。19年以来4年ぶり2度目のサイクル安打へも二塁打を残すに実となった。サイクル安打に王手をかけるのは、今季6試合目だ。
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