東京都内の繁華街のゴミ置き場を移動するネズミの大群の映像が交流サイト(SNS)に投稿が相次ぎ、新型コロナウイルス禍が一段落し飲食店などに活気が戻ってきたこととの関連性を指摘する声が上がっている。病原菌を媒介する公衆衛生上の問題だけでなく、火災などの経済的損失にもつながるネズミの大量発生。専門家は地域で足並みをそろえた対策の重要性を強調する。<中略>
飲食店の営業が制限されたコロナ禍、ネズミのエサとなる生ごみなどが減ったことから、繁華街では衰弱したネズミが目撃されていたという。代わりにネズミが多く発見されたのが公園。同協会の担当者は「3密を回避するために公園に集まる人が増え、弁当などの食べ残しを
ネズミが狙っていたのではないか」と分析する。
一方で、今年5月ごろからSNSへの投稿が相次ぐのが、繁華街で捨てられたゴミに集まるネズミの大群を撮影した動画だ。コロナの感染症法上の位置づけが「5類」へ移行し、繁華街がにぎわいを取り戻した現状と、ネズミの大群との間に関連はあるのか。
「繁華街にエサがあるのであれば、ネズミが戻ってきてもおかしくない」(同協会の担当者)
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https://www.sankei.com/article/20230628-CRHYS4UHCJJYZFHE2EKVHMTPYA/