西村康稔経済産業相は19日、日本近海の次世代資源として期待されているメタンハイドレートの具体的な開発計画を、23年度内に策定する方針を表明した。海底資源開発の課題や目標を示した「海洋エネルギー・鉱物資源開発計画」の改定に反映させる。
日本海沿岸の12府県でつくる「海洋エネルギー資源開発促進日本海連合」の花角英世会長(新潟県知事)がメタンハイドレートの開発促進を要望したのに呼応した。
同連合は、メタンハイドレート生産技術の開発や海洋調査を着実に進めることや、24年度予算で調査費を拡充することを要望。開発時に必要となるエネルギー供給基地や広域ガスパイプラインの整備推進も訴えた。
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