政府の調査によれば、2021年までの5年間に発生した地盤沈下は1176件。過去にはロッテが超高層ビル「第2ロッテワールド」を建設した蚕室(チャムシル)でも地盤沈下事故が頻発し、傾いた住宅もあった。
高さ555メートル、地上123階建ての韓国一高いビル「第2ロッテワールド」の建設中、周辺での地盤沈下と同じぐらい心配されたのが、建設現場と隣接する「湖の水位低下」だった。当時、この近辺に住んでいた韓国人は「湖の水は一体どこに流れ出ているのか」と不安がっていた。減った分はソウルを流れる漢江(ハンガン)からくみ上げた水で補充されたが、どう考えても根本的な解決策とはいえず、住民の不安を増幅させただけだった。周辺には地下鉄も通っている。住民たちが「地盤は大丈夫だろうか」と心配したのも無理はない。
調査の結果は「安全性に問題ない」とされたが、いざ「第2ロッテワールド」が完成しても、高い家賃と地盤への不信感のせいか、思いのほか入居を希望する法人が少なかったと不動産業者から聞いたことがある。しかもその高さゆえ、ソウルの江南(カンナム)区のどこからでも見えるため、「まるで“権力の象徴”のような嫌みなビル」と皮肉る韓国人もいた。
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