韓国の外貨準備高には「本当に公表金額分あるのか」の疑問が常について回ります。1997年アジア通貨危機時にうそをついていたことが分かっているからです。
池東旭先生の著作によれば、『IMF』(International Monetary Fundの略:国際通貨基金)に助けを求めた1997年11月には、公表200億ドル超に対して、72億ドルまで急減していました。<中略>
09月には韓国の外貨準備は「147億8,270万ドル」も減少しています。
2022年01~10月累計では285億3,240万ドル減っています。
先にご紹介したとおり、国際収支統計の「外貨準備高の増減」と、毎月初旬に『韓国銀行』が公表している外貨準備高のデータでは増減の額が合いません。<中略>
『韓国銀行』の発表によれば、09月はSecurities(証券類)「-155億ドル」とDeposits(預金)「-37億ドル」と合わせて、「-192億ドル」です。
ところが、今回発表された国際収支統計の外貨準備の増減では09月は「-147億8,270万ドル」です。「約44億ドル」も合いません。
もちろんこの合わなさは今に始まったことではありません。
同様に比較すると、2021年08月のように天地で「118億ドル」も合わないことがあるのです。
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https://money1.jp/archives/93142
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