◆ABCPの金利が20%を超えた!
大規模な不動産開発の場合、巨額の資金が必要です。
これを集めるのに『韓国レゴランド』のようにABCPを発行するのが常套手段なわけですが、この場合の担保は開発するものが生み出すキャッシュフローなどになります。このキャッシュフローの読みが外れると「そんな資産にはならなかったじゃん」となって、レゴランドのように「もうやめよう」となってしまいます。
『韓国レゴランド』のABCPが先例を作ったため、PFの資金調達がこれまでの金利ではダメで、高金利でないと引き受け手がいないという事態になっているのです。
韓国メディア『毎日経済』の記事から以下に引用してみます。
>一部不動産プロジェクトファイナンシング(PF)資産流動化企業手形(ABCP)の場合、取引金利が20%に達する姿も捉えられた。
>14日、特殊目的会社(SPC)『パインウノ』が発行し、『GS建設』が信用を補強したABCPは、年20.3~21%水準の金利で取引が成就した。
https://www.mk.co.kr/news/stock/10538110
『GS建設』という有名建設会社が信用を補完しても金利が「20.3~21%」になり、しかもそれで発行したというのです。
無茶苦茶という他ありません。これを返済できるのかという話です。
全文はこちら
https://money1.jp/archives/93995