韓国企業では最近社員同士は本名でなく「ジョン」や「サマンサ」みたいなイングリッシュネームを付けて呼び合うのが流行っているらしい
— 海外営業マン (@supremeeigo) July 2, 2025
本名だと日本語の「さん」に当たる「씨(シ)」が付いたりつかなかたったりで意図せず上下関係ができてしまうため、それを防ぐのが狙いとのこと
韓国人がイングリッシュネームを使う理由は、非常にシンプルで実用的です。それは「自分の本名が外国人にとって発音しにくいから」。たとえば、人気グループTWICEのメンバー、ジョンヨンの名前を例にしてみましょう。ハングルで表記すると「정연」ですが、これをそのままアルファベットにすると「JEONGYEON」となります。ネイティブスピーカーからすると「じょんぐいぇおん?」といった具合に、正確な読み方が分かりにくくなってしまうのです。
このように、名前を正しく呼んでもらえない状況が日常的に起こるため、韓国人の中には英語圏で使いやすい「イングリッシュネーム(英語名)」を名乗る人が少なくありません。学校や職場、留学先などで自分の名前を覚えてもらいやすく、コミュニケーションがスムーズになるというメリットがあります。
ただし、すべての韓国人がイングリッシュネームを持っているわけではありません。特に若い世代や海外経験がある人に多く見られる傾向です。また、この英語名は戸籍に記載される正式な名前ではなく、あくまでニックネームとしての位置づけです。
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