埼玉県越生町で川を40年間占拠している“巨大な建物”。建物の影響で周辺住民は水害にも苦しんでいると話します。なぜ不法占拠を続けるのか?責任者を直撃すると、驚きの言い分が!
■巨大建物が”40年間”川を不法占拠で住民困惑
巨大な建物が40年にわたり不法に占拠しているのは…川です。近くの住民たちは川の氾濫におびえています。
近隣住民
「大雨が降ると水があふれてくるのが怖いです」
「どうにもならないね…我々には」
なぜこんな事態が続いているのか。Nスタは、川を占拠している建物の責任者を直撃しました。
建物の責任者
「法律はあってないようなもの!」
TBSの情報提供サイトに寄せられた川の不法占拠。現場のある埼玉県・越生町に向かうと…
静かな町に現れたのは巨大な建物。裏には緑や青のトタンが張り付けられ、外から中の様子を伺うことはできません。さらに…
Nスタ
「こちらの建物ですが、川の上に建っています」
本来は町が管理する川。しかし建物は、その川の上にそびえ建っていたのです。
衛星写真を見ると、大きな建物が川の上をまたぐ形で建っているのがわかります。この建物の正体は、地元の建築工事会社。実に40年も前から川を占拠しているというのです。
取材を始めると、この建物に困っているという住民が10人近く集まってきました。
近隣住民
「河川だけは本当になんとかしてほしい」
■大雨で川氾濫 「消防法違反」で民家に火燃え移ったことも
住民たちによると、この会社は無許可で川にコンクリート管を入れたうえ、川を埋め立ててしまったというのです。そのため、大雨が降るとコンクリート管だけでは水が処理できず、川が氾濫するといいます。
全文はこちら
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/176252?display=1