米国連邦準備制度(FRS)が基準金利を一度に0.75%引き上げて韓米間金利逆転で韓国から資本が流出する可能性があると警告している。
米国連邦準備制度は15日(米国現地時間)連邦公開市場委員会(FOMC)定例会議を終えた後、声明を出して基準金利を75bp(0.75%p、1bp=0.01%p)引き上げると明らかにした。1981年以来最悪のインフレーション(持続的な物価上昇)に苦しめられる米国が物価を落ち着かせるために28年ぶりに最大幅に基準金利を引き上げる強気を見せたわけだ。さらに、米国連邦準備制度は来月にも少なくともビックステップ以上の追加利上げを予告した。
米国連邦準備制度が利上げを加速化すれば、需要と交易鈍化を伴って新興市場の資本流出や通貨価値の下落、物価上昇につながる可能性がある。今回のジャイアンツステップによって韓国(年1.75%)と米国(年1.50~1.75%)の基準金利の差が上段基準で同様になった。逆転も時間の問題だ。<中略>
また、「2008年金融危機で韓国は韓米通貨スワップだけでなく700億ドル規模の韓日通貨スワップもあった」とし「日本のドル準備高は1兆3000億ドル以上だ。新政府に入って韓日関係を再確立するきっかけが作られただけに、二重の安全装置として韓日通貨スワップを推進しなければならない」と強調した。
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