【上海=土居倫之】中国の不動産大手、中国恒大集団は22日、23日(日本時間24日)に利払いの猶予期限が切れる米ドル債の利息8350万㌦(約96億円)を21日に送金したと中国メディアが報じた。受託者である米シティバンクの口座に送られ、米ドル債の投資家に支払われるという。この報道を受けて、22日の香港株式市場で、恒大株は前日比4%高で取引が始まった。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM221EK0S1A021C2000000/
【上海=土居倫之】中国の不動産大手、中国恒大集団は22日、23日(日本時間24日)に利払いの猶予期限が切れる米ドル債の利息8350万㌦(約96億円)を21日に送金したと中国メディアが報じた。受託者である米シティバンクの口座に送られ、米ドル債の投資家に支払われるという。この報道を受けて、22日の香港株式市場で、恒大株は前日比4%高で取引が始まった。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM221EK0S1A021C2000000/
空き室あふれる中国の「ゴーストタウン」、ドイツの全人口住める規模に
10/15(金) 16:45配信CNN.co.jp
建設が中断されている中国恒大集団の商業施設兼住居用高層ビル群
(CNN Business) この数週間、資金繰りに窮する中国の不動産開発企業、中国恒大集団の話題が各国のメディアの見出しを飾り、投資家は同社の抱える巨額の債務が今後どうなるのか固唾(かたず)をのんで見守っている。ただ恒大の崩壊以前から、中国不動産市場の冷え込みを示唆する危険信号は灯っていた。全国各地に存在するとみられる膨大な数の売れ残り物件がそれだ。
近年、問題は悪化の一途をたどっている。キャピタルエコノミクスのアジア担当チーフエコノミスト、マーク・ウィリアムズ氏の試算によると、中国不動産市場は依然として約3000万件の売れ残り物件を抱える。8000万人が暮らせるだけの住居が余っている計算で、これはドイツのほぼ全人口に相当する。
さらに、購入はされたものの実際には誰も住んでいないとみられる物件が1億件ほど存在し、ざっと2億6000万人分の空き室を生み出している。こうしたプロジェクトにはこの数年で厳しい目が注がれるようになっており、中国の「ゴーストタウン」というあだ名までついている。
元々中国において不動産とその関連部門は、国内総生産(GDP)の3割を占める重要な産業だ。建設業とそれに付随する業務の割合は「他の主要な経済国よりはるかに高い」と、ウィリアムズ氏は指摘する。
過去数十年にわたり、これらの分野が牽引(けんいん)する形で中国経済は急速な成長を維持してきた。
ただ最近では、これらの産業が抱えるリスクへの疑念も浮上。各社が開発計画の資金を莫大(ばくだい)な借金で賄っていることなどが理由とされる。
負債が3000億ドル(約34兆円)を超える規模に膨らんだ恒大は持続不可能な成長をしてきた企業の典型だが、「苦しんでいるのは恒大だけではない」と、ムーディーズ・アナリティクスのエコノミスト、クリスティーナ・チュー氏は強調する。
マイクロン、広島にDRAM新工場 8000億円投資、24年稼働
米国半導体大手のマイクロン・テクノロジーがパソコンなどのデータの一時記憶に使うDRAMの新工場を広島県内に建設する計画が明らかになった。東広島市の既存工場近くで2024年までに稼働し、総投資額は最大で8000億円に上る見込み。データセンター向けなどの中長期的な需要拡大に備える。製鉄所閉鎖や造船不況で雇用悪化が心配される地元経済にとっても朗報となりそうだ。
マイクロンは広島工場(広島県東広島市)周辺に土地を取得し、先端DRAMの製造棟を建設する。半導体製造装置などを含む総投資額は6000億―8000億円とみられる。日本政府も補助金などで一部支援する可能性がある。工場新設による雇用創出効果は協力会社込みで2000―3000人規模と予想される。
13年にエルピーダメモリを買収して手に入れた広島工場は、その後の積極投資で現在は敷地内に増設余地がない。マイクロンは同じくDRAM工場のある台湾、NAND型フラッシュメモリー工場のあるシンガポールを含めて新工場の立地を検討したが、台湾海峡リスクやアカデミア・サプライヤーとの連携の観点から日本に決めたもようだ。
マイクロンは19―21年度の3年間に日本で計70億ドル(約8000億円)の投資を行っており、外資系企業の投資規模としては最大級だ。広島工場など国内5拠点に4300人以上の従業員が働いており、エルピーダ買収当時と比べて16%増員しているという。
ただ、そんなマイクロンもDRAMなどでしのぎを削る韓国・サムスン電子やSKハイニックスとの市場競争では劣勢だ。今後はロジック半導体と同様にDRAMも回路線幅のさらなる微細化が不可欠であり、マイクロンにとって研究開発面でも日本の重要性は増すばかりだ。
マイクロンは日刊工業新聞社の問い合わせに対して「特定の製造施設の投資計画については公表していない」と回答している。
(2021/10/20 05:00)
https://www.nikkan.co.jp/articles/view/615711
電力難に陥った中国が米国の天然ガス会社と液化天然ガス(LNG)を大量輸入することで合意したとロイター通信が20日に伝えた。中国国営石油会社の中国石油化工(シノペック)が米国の輸出企業ベンチャーグローバルと3件の契約を締結した。
米エネルギー省のウェブサイトに公開された資料によると、今回の契約は中国がベンチャーグローバルから毎年400万トンのLNGを20年間にわたり輸入するという内容だ。2件の契約はそれぞれ年間280万トンと120万トン規模だ。
これにより中国はまた、昨年まで310万トンを購入してきた米国産LNGの輸入規模を2倍に増やすことになった。今回の20年契約は先月署名を終えたという。供給が始まる時期は明らかにされていない。
米エネルギー省のウェブサイトに掲載された別の資料によると、ベンチャーグローバルはシノペック子会社のユニペックと2023年3月1日から3年間にわたり100万トンのLNGを供給する3回目の契約を締結したとロイターは伝えた。
急騰する天然ガス価格と石炭不足によりエネルギー大乱に陥っている中国は、米国企業と締結した最大規模の単一契約などにより今年は日本を抜いて世界1位のLNG輸入国になった。
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
2021.10.21 10:11
https://s.japanese.joins.com/JArticle/284065?servcode=A00§code=A00
? 中央日報/中央日報日本語版2021.10.21 11:22
生活物価が手綱がはずれたかのように連日上昇している。エネルギー価格から食材まですべての生活物価が上昇し、10月の物価上昇率は10年ぶりに3%台になるだろうとの見通しが出ている。弱り目にたたり目で為替相場がウォン安に振れながら輸入物価が上昇し、住宅価格や伝貰価格も高止まりしており国民が全方向的な物価上昇圧力に苦しめられている。
何より原油価格の上昇傾向が尋常でない。きのうソウル市内の平均ガソリン価格は1リットル当たり1800ウォンを超えた。特に軽油価格の引き上げはトラックを走らせて生計を立てる自営業者には直撃弾だ。見通しも暗い。世界的なエネルギー大乱と石油需要増加、米国の原油生産減少の見通しなど悪材料が散らばっている。このため国際原油価格は当分高い水準を維持するという見方が優勢だ。
懸念されるのはエネルギー価格が高騰して物価を全方向的に刺激している点だ。そうでなくても継続する新型コロナウイルスのパンデミックに庶民の暮らしは疲弊しているのに、いまは買い物をするのも敬遠されるほどだ。庶民食品の卵が代表的だ。マートに行ってみれば15個入り1パックで8000~9000ウォンの卵を簡単に見ることができる。韓国消費者団体協議会物価監視センターによると7-9月期に76品目の生活必需品価格が1年前と比較して平均4.4%上昇した。特に卵は70%も上昇し、豆腐は16.5%上がった。
民生をめぐる環境は最悪に突き進んでいる。引越しシーズンでもないのに住宅価格・伝貰価格が年間を通じて上昇し庶民の住宅費負担を加重している。度重なる不動産対策にも住宅価格が高止まりし、政府が金融を引き締めたことも庶民の苦痛を拡大した。その副作用があらわれると貸付規制を多少緩和したが、依然として十分でない上に、貸出金利が急に上がっている。新規住宅担保貸付金利は最近の世界的な金利引き上げの流れの余波ですでに5%に迫っている。
2年にわたり新型コロナ状況で死闘を繰り広げる自営業者の苦痛はさらに激しい。エネルギー価格とともに食材価格が上がっても飲食代は上げにくい。月給以外はみんな上がる状況で飲食代を上げれば国民が財布を開こうとしないためだ。
これまで「物価上昇は一時的」としていた韓国政府はいまになって対応に乗り出している。あたふたと油類税引き下げのカードを持ち出した洪楠基(ホン・ナムギ)経済副首相は「原油価格が1バレル=80ドルを超えた状況なので来週ごろには措置があるのではないかと思う」と話した。産業通商資源部は液化天然ガス(LNG)と卵など90品目に対し関税率を一時的に下げることを企画財政部に要請した。
不動産政策の失敗に続き物価まで急騰し、民生はいま崖っぷちに追いやられている。あらゆる手段を動員して物価不安だけは防がなければならない。政府の存在理由を見せてくれることを望む。
https://japanese.joins.com/JArticle/284071?servcode=100§code=110
中国恒大、香港で株式売買再開 寄り付き10.5%安
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM2114Q0R21C21A0000000/
中国の不動産大手、中国恒大集団と傘下の不動産管理会社・恒大物業集団は21日、香港市場で停止していた株式の売買を再開した。恒大株は売買停止前の終値と比べて10.5%安の2.64香港ドルで寄りついた。恒大物業の売却交渉に頓挫し、資金繰り改善のめどは立っていない。
恒大と恒大物業は4日から株式売買を停止していた。恒大の発表によると、恒大物業の発行済み株式の50.1%を約200億香港ドル(約3000億円)で同業の合生創展集団に売却する交渉を進めていたものの、条件面で折り合わず交渉を打ち切った。
恒大は9月以降3回、ドル建て債の利払いを見送り、30日間の猶予期間に入っている。恒大物業の売却は資金確保に向けた有力な手段と位置づけていた。社債利払いの猶予期限である23日が近づく中での売却断念となり、市場では債務不履行(デフォルト)の可能性が一段と意識されている。
日本の賃金は30年間停滞、OECDで22位 6年前に韓国が追い越し…差が広がる 非正規職拡大・労働生産性低下 労働組合の組織率が16.7%に低下したのも一因
日本では、31日に衆議院選が予定されているなか、30年間足踏みしている賃金問題が大きな争点になっている。日本は世界第3位の規模の経済大国だが、平均賃金は経済協力開発機構(OECD)の加盟35カ国中22位で、下位圏に留まっている。差が大きかった韓国にも追い越された状態だ。朝日新聞は20日、「安倍政権が始めた経済政策アベノミクスも流れはほとんど変えられず、1990年代初めのバブル崩壊以来の『失われた30年』とも呼ばれる低迷が続いている」と報道した。
OECDの資料を円基準(1ドル110円で換算)で見ると、昨年の日本の平均賃金は、物価水準を考慮した購買力平価基準で年間424万円と算出された。1990年は英国やフランスより賃金が高い水準だったが、30年間に4.4%程度増えるのに留まり、22位にまで下落した。日本の賃金は事実上ほとんど上がらなかった。米国が1990年に比べ30年間で339万円増えた一方で、日本は18万円しか増えなかった。2015年からは韓国よりも低くなり、昨年は38万円まで差が生じた。同紙は「(賃金を)海外と比べると、さらにぎょっとする」とし、「先進国でも平均以下となり、差が大きかったお隣の韓国にも追い越された」と指摘した。
日本の平均賃金が上がらなかったのには、非正規職の拡大が影響した。日本企業は、賃金が安く解雇が容易な非正規労働者を増やしてきた。1990年の全賃金労働者のうち20%だった非正規職は、現在は37.2%まで増加した。日本の国税庁の資料(2019年基準)によると、非正規労働者の年収は175万円で、正規職(503万円)の半分にも満たない。人件費が安い非正規職の割合が増え、全体の平均賃金が低くなったのだ。
主要国の平均賃金(年収)の推移。資料:朝日新聞、OECD。縦軸は円。右側に記載の国名は上から米国、ドイツ、英国、フランス、韓国、日本//ハンギョレ新聞社
https://imgur.com/a/8sYJglp
労働生産性の下落も賃上げを妨げる要因として作用した。2019年基準の日本の1人あたりの労働生産性は、主要37カ国中26位となった。日本の看板産業である自動車などの製造業でさえ、2018年は16位にまで下がった。しっかり支える柱の役目を果たした中小企業も、1人あたりの労働生産性は、2003年以降ほとんど変わらない。
1990年代の日本の「バブル崩壊」により生じた企業の慣行も、賃金の上昇を抑えている。バブル崩壊当時、日本企業は大規模な解雇と賃金カットにより社会的な批判を受けた。これを教訓にして、企業は実績が良くても賃金をそのまま維持し、代わりに危機の際の解雇や賃金カットを自制する方法で管理しているということだ。慶応大学の山本勲教授は、同紙のインタビューで「今回のコロナによって、将来何が起こるかわからないという不安はさらに高まった」と語った。
労働組合も賃上げより雇用維持を優先し、全般的に力が弱まった。1980年代は30%台を維持した労働組合の組織率は、2019年には16.7%まで下がった。年俸制が普遍化した米国などと異なり、日本では個人が賃上げを要求できる企業環境もない。朝日新聞は「『賃金は上がるもの』という土壌づくりとともに、生産性の向上や労使関係のあり方の抜本的な見直しなど、様々な手を組み合わせなければ、世界との差はいつまでも縮まらない」と見通した。 東京/キム・ソヨン特派員 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
登録:2021-10-20 22:35 修正:2021-10-21 06:47 https://www.hani.co.kr/arti/international/japan/1015913.html 韓国語原文入力:2021-10-20 19:29 訳M.S
http://japan.hani.co.kr/arti/international/41449.html
米国の中央銀行に当たる連邦準備制度理事会(FRB)がテーパリング(量的緩和縮小)を本格化すれば韓国の製造業者の新興国向け輸出に良くない影響を与えかねないとの見通しが出された。
韓国貿易協会は20日、「米国のテーパリングが新興国経済と韓国の輸出に及ぼす影響」と題する報告書をまとめた。報告書によると、世界の貿易で新興国が占める割合は2002年の26.1%から2014年には40.8%に高まった。2000年に中国が世界貿易機関(WTO)に加入してから世界の貿易で中国など新興国の役割が大きくなってだ。
2008年に金融危機が発生するとFRBは政策金利をゼロ水準に引き下げ、量的緩和で天文学的な資金を市中に放出した。だが2014年からはFRBがテーパリングに入り、金融緩和規模を縮小した。2015年12月からは政策金利を段階的に引き上げて市中に流通する資金を回収した。
米国が通貨政策の方向を緊縮に転じるとブラジル、インド、インドネシア、トルコ、南アフリカなど財政基盤が弱い国は衝撃を受けた。
これらの国の輸入額は2015年に前年比10%、2016年には18%減少した。韓国の輸出で新興国が占める割合は2016年に53.3%を記録した。米国がテーパリングに入る以前の2013年の54.7%と比較して1.4ポイント縮小した。
FRBは早ければ来月にもテーパリングに入る見通しだ。2015~2016年と同じように今回も新興国の輸入が萎縮する可能性がある。貿易協会はテーパリングの影響でドル高が続けば原材料を輸入する韓国の製造業者の負担も大きくなると予想した。
貿易協会のホン・ジサン研究委員は「財政リスクが高い新興国と取引する時はバイヤー信用調査を徹底して取引リスクを最小化しなければならない」と話した。
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
2021.10.21 07:54
https://s.japanese.joins.com/JArticle/284053?servcode=300§code=300
巨額の債務を抱えて経営難に陥っている中国の不動産大手恒大グループは、傘下の企業の株式を売却する交渉が成立しなかったことを明らかにしました。売却によって資金繰りを改善させるねらいでしたが、経営はさらに苦しくなるとみられます。中国の不動産大手恒大グループ傘下の不動産管理会社は20日、別の不動産会社に株式を売却する交渉が成立しなかったと発表しました。
交渉相手の会社によりますといったんは株式の50.1%をおよそ200億香港ドル、日本円で2900億円余りで買い取ることで合意したものの、条件が折り合わなかったということです。
この交渉のために香港証券取引所では恒大グループなどの株式の取り引きが停止されていましたが、21日から再開される見通しです。
巨額の債務を抱えて経営難に陥っている会社は9月23日以降、ドル建ての社債の利払い期限を相次いで迎えていますが、現在は30日間の猶予期間にあると説明しています。
ただ、傘下の企業の株式売却が不調に終わったことで、猶予期間の終了が迫る中、資金調達の手段の1つを実現できなかったことになります。
これに関連して会社は「困難さや不確実性などから、財務上の義務を果たせるか保証できない」として、厳しい状況にあることを認めていて、経営はさらに苦しくなるとみられます。
NHK 2021年10月21日 4時55分 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211021/amp/k10013315801000.html
中国の習近平国家主席による国営通信社系メディアへの15日付の寄稿文に関心が集まっている。中国恒大集団の財務問題に端を発した不動産業の懸念が深まるなかで、日本の固定資産税にあたる不動産税の導入を強く示唆したからだ。貧富の格差是正を目指す「共同富裕」構想における議論を蒸し返している感がある。そもそも国が土地を所有し、企業や個人はその使用権を持つにすぎず、不動産税という発想には違和感がある。しかし、恒大問題が不動産依存型の中国経済のリスクをあらわにし、無理筋だとしても窮余の一策として強権発動せざるを得ない苦境もにじむ。
習氏は「共同富裕といっても、政府が全ての面倒をみられるわけではない」とモラルハザードにはクギを刺す。恒大の関連事業を投資対象に年率7%の利回りをうたう「理財商品」に飛びついて損失を被った個人投資家への警鐘にも聞こえる。習氏はさらに、消極的で厳しい競争を回避する風潮がある中国の若者にも「喝」を入れる。
恒大問題で損失を被った人を救済しないのは、共同富裕構想に反する面があるうえ、不動産市場発のマクロ的な信用収縮リスクがつきまとう。かといって、救済すれば国民の甘えを放置することにもつながりかねないという危うい状況だ。こうした状況下で中国の債券市場の脆弱性があらわになった。決定的な欠陥は、国内機関投資家のマネーの不足だ。そこで、海外マネーは不可欠である。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOFL1923C0Z11C21A0000000/
発電所の燃料などに使われるLNG=液化天然ガスの価格が一時、去年の同じ時期の10倍以上の水準となり高騰しています。冬場に想定以上の寒さとなると、電気料金の値上がりにつながるおそれも出てきています。
LNGは海外から船で運ばれ、発電所の燃料や都市ガスの原料として使われています。そのLNGをすぐに取り引きする際の価格=スポット価格は、アジア地域で今月6日、去年の同じ時期の10倍以上の水準となり、過去最高値を記録しました。
背景には、脱炭素化を進めたい中国が石炭火力からより二酸化炭素の排出が少ない天然ガス火力に移行し、多くのLNGを購入していることがあります。
JOGMEC(=石油天然ガス・金属鉱物資源機構)によりますと、ことし1月から9月までの中国の輸入量は5800万トン余りとなり、世界最大の輸入国である日本の5600万トン余りを初めて上回りました。
日本の多くの電力会社はLNGの8割程度を長期の契約で調達しており、スポットの価格はすぐには影響しません。
ただ、冬場、想定以上の寒さとなるとLNGをスポットで大量に購入しなければならず、電気料金の値上がりにつながるおそれも出てきています。
経済産業省は各社に、寒波に備えて多めの在庫を確保するよう呼びかけています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211017/k10013310741000.html
青年の4人に1人は失業者、10人に6人は就職放棄族、100人に3人は引きこもり…。 今月に入り出された各種統計に映った韓国の青年たちの姿だ。大企業の採用シーズンが始まった10月は青年たちには一時の夢の季節だったが、いつからか最も残忍な月になった。今月初めに韓国経済研究院は大学生や卒業生の65%が求職を最初から断念し就職をあきらめた就職放棄族だという調査結果を出した。彼らが求職をあきらめた理由は、就職の敷居を超えるのに自分たちのスペックが極めて不足しているという理由だったという。だが最近の青年たちはコンピュータプログラミング、データ分析、電子商取引管理士など各種資格で武装した世代だ。彼らのスペックが低いのではなく、彼らが望む雇用が不足し、より高いスペックのライバルに押されたためだ。
統計庁が今月中旬に出した9月の雇用動向統計は気乗りしない。就職者数が昨年9月より67万人増加したというのだ。ちょうどワシントン出張中だった洪楠基(ホン・ナムギ)副首相は「新型コロナウイルス第4波にもかかわらず、サービス業を中心に民間雇用が大きく回復している」と喜んだ。だが洪副首相が言及した民間雇用31万6000件をよく見れば見かけ倒しにすぎない。大部分が食品・繊維・建設分野の技能・機械操作職や、製造・運送・清掃・警備・家事関連の単純労務職だった。また、民間を除いた28万件は財政を投じた公共行政・保健福祉雇用だ。そのため67万人の就職者のうち48%が60歳以上で、良質の働き口を探す30代の就職者はむしろ1万2000人減った。
就職の入口で挫折した青年たちは自信と自尊心を失っている。韓国青少年政策研究院は20~30代のうちコンビニエンスストアに行く程度で家の外に出ない引きこもりが3.4%の約37万人という。1年前の2.4%より増えた。引きこもり青年が増える理由は新型コロナウイルスによる非対面授業の増加や外部活動が困難なためでもあるが、就職準備期間の長期化が決定的だ。
それでも慰めになる調査結果もある。フォーチュングローバル500社に入ったサムスン電子、現代自動車、LGエレクトロニクス、SKハイニックス、起亜、サムスン物産など7社の雇用が2015年の27万6948人から昨年は30万491人に8.5%増加したということだ。特に昨年の場合、新型コロナウイルスの感染拡大でもこれらの企業では雇用が2%増えた。青年たちが行きたい雇用を作るのは結局企業という話だ。それでも韓国は中小・中堅企業が大企業になるだけで公正取引法、金融持ち株会社法、商法などの規制で幾重にも縛られる。また10月になれば大学街に求人広告があふれるようにする道はあまりにも自明だ。企業を育てなければならない。
チャン・ジョンフン/産業第1チーム長
https://japanese.joins.com/JArticle/284030
10/20(水) 12:54配信 テレビ朝日系(ANN)
“厳寒の中国北部で石炭高騰「凍死してしまう…」”
本格的な冬の訪れを前に中国北部では暖房用の石炭価格が例年の2倍から3倍になり、住民からは「50年見たことのない値段」などと不安の声が出ています。
中国メディアによりますと、内モンゴル自治区や甘粛省などでは暖房用の石炭価格が1トンでおよそ2000元、日本円で3万6000円以上と例年の2倍から3倍に高騰しています。
地元住民らは「50年間、見たことのない値段でとても冬を越せない」「このままでは凍死する人が出る」と話しています。
また、別の中国メディアは専門家の話として「石炭価格の上昇は全国的なもので今のところ解決方法はない」と伝えています。
寒さの厳しい内モンゴル自治区では、8月末でも気温がマイナス10度まで下がった地域もあり、住民の間には価格高騰への不安が広がっています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/2500a0c060e496a02c3ba63d0db80cb9328acd5d
中国重慶市第五中級法院(地裁)は15日、同市不動産開発大手、協信遠創実業有限公司(以下、協信遠創)の債権者による同社の破産申請を受理した。地裁が公開した裁定書によると、同社は満期債務を返済できず、返済能力が著しく欠けているという。
同社は今後、再建型の倒産手続き「破産重整」を進めていく。
今年に入ってから、協信遠創は複数回の債券デフォルト(債務不履行)を起こした。
公開資料によると、2021年8月13日時点、協信遠創と子会社のデフォルト総額(銀行融資、信託融資、社債、企業借入など)は132億2500万元(約2380億円)、負債総額は300億元(約5400億円)超となった。
同社の上半期中間報告によると、同期営業利益は16億9000万元(約304億円)で、前年同期比17.84%減、純利益は21億6700万元(約390億円)の赤字で、前年同期比72.30%減少した。
ここ数カ月、中国政府は不動産価格の高騰を抑制するため、多額の負債を抱えている不動産開発会社への融資を制限している。
最近、中国の不動産開発大手「恒大集団」は巨額の債務返済に苦戦し、経営破綻の危機に直面している。
国際通貨基金(IMF)の元チーフエコノミスト、シカゴ大学ブース・スクール・オブ・ビジネスのラグラム・ラジャン教授は15日、米CNBCの取材で、現状では債務不履行に陥る中国の不動産開発企業はもっと増えると予測した。
協信遠創はかつて中国の不動産開発会社上位100社にランクインした企業だった。
(翻訳編集・叶子)
https://www.epochtimes.jp/p/2021/10/80573.html
【香港=木原雄士】中国の中堅不動産会社、新力控股(シニック・ホールディングス)は18日に期限を迎えた2億4600万ドル(約280億円)のドル建て社債を償還できず、債務不履行(デフォルト)になった。英紙フィナンシャル・タイムズなどが報じた。中国恒大集団がデフォルトに陥る懸念も高まっている。
新力は償還期日に先立ち「支払いのための十分な財源がなく、デフォルトに陥る可能性が高い」と発表していた。中国の不動産会社をめぐっては、花様年控股集団(ファンタジア・ホールディングス・グループ)や中国地産集団(チャイナ・プロパティーズ・グループ)なども社債のデフォルトを起こした。
恒大は9月以降3回、ドル建て債の利払いを見送った。30日間の猶予期間が終わる10月23日ごろにデフォルトが確定する可能性が出ている。ロイター通信は19日、恒大が計画していた傘下の不動産管理会社、恒大物業集団の株式売却が保留になったと報じた。広東省政府の承認が得られていないという。
恒大が保有する香港のオフィスビル売却の協議も白紙になったと報じられ、資金繰りは厳しさを増している。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM19DT70Z11C21A0000000/
中国恒大、子会社株売却保留に 地元政府の承認得られず
【北京時事】ロイター通信は19日、消息筋の話として、経営危機に陥っている中国不動産開発大手・中国恒大集団による不動産管理子会社の株式売却が保留になったと伝えた。同社は米ドル建て社債の利払いが滞っており、デフォルト(債務不履行)懸念が高まっている。
恒大は傘下の恒大物業集団の株式51%を不動産開発会社の合生創展集団に約200億香港ドル(約2900億円)で売却する方向で交渉を進めてきた。3社が上場する香港証券取引所は売却を認めているものの、恒大の事業再編を監督する広東省政府の承認が得られていないという。また、海外債権者の一部も売却に反対しているとされる。
恒大は9月23日以降、ドル建て社債の利払いを3回にわたって見送っており、未払い額は計2億7900万ドル(約320億円)に達する。支払期日から30日以内に利払いができなければデフォルトとなる。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021101901492&g=int
韓国銀行の基準金利引き上げの効果が現れている。銀行の定期預金が急増しているためだ。KOSPI(コスピ、総合株価指数)が先週一時3000ポイント台を割り込むなど、景気への懸念も銀行預金の増加をあおっている。
銀行業界によると10月15日現在、5大銀行(KB国民、新韓、ハナ、ウリィ、NH農協)の定期預金残高は640兆3443億ウォン(約62兆円)に達した。9月末に比べ15日間で7兆9209億ウォン(1.25%)増で、今年5月(9兆5564億ウォン増)以来の最大の伸び率だ。まだ10月を半分ほど残しているという点を考慮すれば、今月の定期預金の純増額は今年最大を記録する見通しだ。
10月の銀行定期預金の増加は8月26日の韓国銀行の基準金利引き上げと直接関係がある。この日、韓国銀行は基準金利を0.5%から0.75%に引き上げ、都市銀行も預金と融資金利を引き上げた。このような金利上昇の効果は9月から現れ始めた。コフィックス(COFIX、資金調達費用指数)の最近の上昇幅が一例だ。
COFIXなどの市場金利はこれを反映している。銀行連合会で発表するこの指数は、銀行の預金利率の推移を直接反映する。銀行融資資金の大半が預金から出されるという特性によるものだ。今年9月時点の新規取扱額ベースのCOFIXは1.16%を記録した。これは前月に比べ0.14%上昇したもので、今年に入って最大の上げ幅だ。8月の基準金利の影響が、9月の都市銀行の金利に直接影響したものだ。
ここに11月の基準金利の引き上げが有力視され、10月以降も金利は引き続き上昇する見通しだ。これにより預金高も急増している。実際、銀行の定期預金残高は、10月に入ってから2日で1兆ウォンずつ増えている。 今年に入って最も速い増加ペースだ。13日までの5大銀行の定期預金残高は6兆9110億ウォン(約6600億円)増えたが、14~15日の2日間で1兆99億ウォン(約970億円)増加した。都市銀行関係者も「金利上昇が予想される時期に預金が集中するのは当然の流れだが、今のペースが速いのは事実」と述べた。
新型コロナウィルスが発生する直前の19年末にも似たような現象が起きた。韓国銀行・金融通貨委員会は18年11月、基準金利を1.75%へと引き上げた。世界的な景気低迷への懸念が高まっていた2019年7月(-1.5%)と2019年10月(-1.25%)の基準金利を引き下げるまで、5大銀行の預金が増加した。19年1月から10月にかけて増加した5大銀行の定期預金の金額だけでも72兆8318億ウォン(約7兆円)に上る。逆に金利が下がれば、銀行預金は引き潮のように引き出される。新型コロナ禍により基準金利が引き下げられ、市場金利まで下がった20年4月から定期預金残高は5か月連続で減少した。
株式のようなリスク資産から債券や銀行預金などの安全資産に資金の流れが集中する「マネームーブ」の前兆だとの見方もある。中国恒大集団問題とともに、米連邦準備制度のテーパリング(資産買い入れ規模の減少)が鮮明になり、金融市場に不安を招く可能性も指摘されている。
金融監督院が「パーフェクトストーム( 複数の厄災が同時に起こり、破滅的な事態に至ること)タスクフォース」を結成するほど、金融当局内でも警戒心が高まっている。Fed(米連邦準備制度)のテーパリングが11月から始まるとみられ、注視している状況だ。都市銀行PBセンター関係者は「資産家に現金の比重を高めるよう助言している」と語り、「資産家の間でドルや現金、金などを確保する需要が確実に増えている」と述べた。
これは要求払預金の推移からも見られる。要求払預金とは、自由に出し入れがが可能な預金で、投資待機性資金に分類される。5大銀行の要求払預金は15日までに8兆1611億ウォン(約7800億円)減少した。 同期間の定期預金の増加額(7兆9209億ウォン、約7600億円)とほぼ同じ水準だ。都市銀行の関係者は「最近の投資心理の悪化に伴い、要求払預金の一部が定期預金に流れたと推定できる」と述べた。
ただ、本格的な「マネームーブ」だと見るには無理があるという意見もある。金利上昇による定期預金の増加にすぎず、景気後退の懸念による資産移転ではない可能性もあるという意味だ。下落していたKOSPIは安定を取り戻し、ウォン高ドル安が進んだ。都市銀行の別の関係者は「市場金利の上昇に伴う短期的な預金純増なのか、マネームーブなのかは判断がつかず、年末まで見守らないと分からない」と語った。
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10/19(火) 6:47 配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/494c6ed31ba26d7a4226ebd98e7aae749fd9e145
地方の四年制大学を卒業したピョン・ジュンヒさん(28)の一日は午前10時30分に始まる。ピョンさんは7級公務員試験を受験したものの不合格だったため、目標を変えて今年4月から警察公務員採用試験に向けて準備している。
ピョンさんは午前11時から午後1時までの2時間、警察公務員の体力試験に備えてトレーニングする。その後、昼食を簡単に済ませ、午後2時から7時までは自転車に乗って料理宅配サービス「クーパンイーツ」の配達員として働く。オートバイよりは安全で運動にもなるため、自転車を選んだ。
午後7時から午後10時まではソウル・蚕室にある自習室でアルバイトだ。クーパンイーツで夜遅くまで配達した方が稼ぎはいいが、体力的に厳しいと考え、自習室でアルバイトすることにしたという。アルバイトが終わると、その自習室で深夜1時30分まで警察公務員試験に向けて勉強する。ピョンさんは実家で両親と暮らしているが、自分の部屋がないため、家では夜遅くまで勉強することができないのだ。勉強を終えて深夜2時ごろ家に帰り、眠りに就く。これがピョンさんの一日だ。
21年度の第2回警察公務員試験(巡査)の競争率は20.3倍だった。試験対策に専念しても合格は容易ではない。それなのにピョンさんが1日8時間もアルバイトに勤しむのはなぜだろうか。
ピョンさんは実家の家賃を自身のアルバイト代から支払っている。家賃は月額60万ウォン(約5万7700円)。体力試験に備えてスポーツジムにも通っており、ジムの月会費も6万ウォン(約5800円)ほど掛かるという。筆記試験のためのテキスト代やオンライン講義の授業料も毎月10万ウォン(約9600円)は掛かる。食費と通信費は合わせて約30万ウォン(約2万8900円)払っている。クーパンイーツでの稼ぎは1か月およそ80万ウォン(約7万7000円)。自習室のアルバイトで1か月40万ウォン(約3万8500円)稼いでいるためピョンさんはかろうじて生活費と就職準備費用を両方まかなえるという。
しかし先日、ピョンさんが働いていた自習室は、コロナ禍で利用者が減少したため閉鎖に追い込まれた。これはピョンさんにとっては大きな問題だった。クーパンイーツでの収入だけでは生活費と就職準備の費用を両方まかなうことはできないからだ。ピョンさんは「就職準備のためにまず金を稼がないといけないなんて、あきれてものも言えない」と話した。
若年層の就職難が長期化し、「就準準生」という新造語が登場した。就職準備に向けて準備する学生という意味だ。就職に向けた資格試験代や就職予備校の受講料を工面するためにアルバイトで金を稼ぐ学生のことを「就準準生」と呼ぶ。
韓国のアルバイト求人情報サイト「アルバ天国」が今年7月、20代の784人を対象にアンケート調査を実施したところ、大学生の10人に3人が自身のことを「就準準生」だと答えた。四年制大学に通う大学生では、この割合が53.5%に増える。
「就準準生」にならざるを得ない理由は簡単だ。就職の準備に多額の費用が掛かるからだ。同じアンケート調査で、就職準備期間に必要な費用は毎月平均56万8000ウォン(約5万4600円)だった。適性検査や語学、資格取得に必要な費用、試験の受験料、模擬面接の費用、就職準備期間の生活費などの合計だ。
就職準備に必要な費用は増え続けている。先日、就職情報サイト「ジョブコリア」が就活生539人に「面接準備に向けた予想費用」を尋ねたところ、平均48万ウォン(約4万6200円)だった。2016-19年の調査では18万-23万ウォン(約1万7300-2万2100円)だったが、わずか数年で2倍に膨れ上がったのだ。
非対面での採用が人気を集めていることから、ウェブカメラやノートパソコン、照明器具、間仕切りといったオンライン面接に必要なツールまで就活生が購入しなければならない。最近では若者の間で「無銭無業」という新造語まで登場した。お金がなければ就業(就職)もできないという意味だ。
(略)
洪副総理の自画自賛は、ピョンさんやヤンさんのような「就準準生」の現実を全く分かっていない別世界の声だ。失業統計には、就職をあきらめた人や「就準準生」は反映されない。就職準備のために金を稼ぎ始めた20代の若者層が大半なのに、政府はそれを自分たちの功績だとアピールしているようなものだ。
延世大のソン・テユン教授(経済学科)は「就職の難易度が高くなり、就職に向けて準備しているものの求職活動をしていない一種の潜在的失業者が急速に増えた」として「就職のための試験勉強をしながらアルバイトをする学生のように、統計には失業者として反映されない潜在的な失業者が多い」と指摘した。
全文はソースで
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2021/10/18/2021101880188.html
中国の石炭先物は19日も最高値を更新し、今まで考えられなかった1トン=2000元(約3万5600円)をうかがう展開となった。寒波がエネルギー危機に拍車を掛けている。
中国東部に寒波が到来し、一部の地域で冬の暖房シーズンが早まった。在庫が既に少ない石炭への需要が増え、一部の産業ユーザー向け電力供給が減らされている。
鄭州商品取引所の石炭先物(中心限月)は一時6%高の1937.8元を付けた。9月末以降30%余り上昇し、前日まで6営業日連続で終値ベースの最高値を更新していた。
原題:Coal Tops $300 a Ton in China as Cold Wave Adds to Energy Crisis(抜粋) (c)2021 Bloomberg L.P.
10/19(火) 12:37 配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/6b44f413fa2e23fdea89f495d575e7501ff43276
https://news.yahoo.co.jp/articles/11296efef1422ed0c97a11a87c098cef8317f205
中国のアルミニウム加工大手「中国忠旺」は、2つの子会社が経営難に陥り自力再建ができない状況だと明らかにしました。これは15日に中国忠旺がホームページで公表したもので、「遼寧忠旺集団」など2つの子会社について「深刻な経営難に陥り、自力で問題を解決できない状況」だと明らかにしました。2社は現在、支援策について関係者と交渉を重ねているということです。
会社のホームページによると、中国忠旺はアルミ押し出し加工で世界第2位のメーカーとされ、その製品は建築や交通機関などで幅広く使用されています。
中国メディアによると、近年は債務の返済が難航する中、劉忠旺会長が巨額の関税を逃れたとしてアメリカ当局に起訴されるなどし、状況がさらに悪化。今年8月に予定していた上半期決算の発表を延期し、上場する香港証券取引所では取引が停止されています。
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