2026年ミラノ・コルティナ五輪のフリースタイルスキー女子スロープスタイル、ビッグエアで銀メダルを獲得したアイリーン・グー(中国名は谷愛凌)。昨年の年収は約2300万ドル世界で最も稼ぐ女性アスリートの一人(昨年の年収は約2300万ドル)である彼女が、再び激しいバッシングの渦中にいる。批判の急先鋒に立っているのは、元NBAプレーヤーのエネス・カンター・フリーダム氏だ。仏紙『RMC SPORT』が報じている。
記事によれば、批判の主な理由は、「アメリカで生まれ育ちながら、中国代表として出場していること」、そして「中国共産党の宣伝ツールになっていること」の2点だ。
アイリーンは米国カリフォルニア州出身。米国でトレーニングを積み、自由な環境の恩恵を受けて成長したが、2019年に中国代表としてプレーすることを選択した。
一方でカンター氏は、中国によるウイグル族やチベット人への人権侵害を厳しく批判する活動家でもある。彼は、アイリーンがこうした問題について一切言及せず、沈黙を貫いていることを「中立ではなく、独裁政権への加担だ」と非難している。
同メディアによれば、トルコ出身で、現政権への批判により国籍を剥奪され、米国籍を取得したカンター氏にとって、彼女の選択は許しがたいものとして映っているとして、米保守系メディア『FOX News』のインタビューでは次のような批判を展開していたという。
「アイリーン・グーは裏切り者だ」
「自由な国アメリカで名声を築きながら、世界で最も人権を侵害している国を代表するのを選んだ。彼女は米国の市民権を維持すべきではない。自由よりも共産主義を選んだのだから」
米国では、彼女が「米国の自由と生活」を享受しながら、「中国市場での莫大なスポンサー収入」を得ていることに対し、「いいとこ取りをしている」という不満が根強くある。特に彼女のスポンサーに政治的な背景を持つ組織が含まれているとの指摘もあり、道徳的な正当性を問う声も上がっていると言われる。
2026年五輪でも2つの銀メダルを獲得したが、米国内では政治的・倫理的な批判が継続。アイリーン・グーは、自身のアイデンティティを「アメリカ人でもあり中国人でもある」として、スポーツを通じて両国を繋ぎたいと語っているが、米中関係の緊張が続く中、その立ち位置は非常に厳しい監視の目にさらされている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/73061c4e4f1b005d8f2374c79c9c942b1c8b9551
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