【危険】実弾が発射可能なおもちゃ銃、回収進まず…1万5800丁のうちわずか2割https://t.co/QiPuSg0rJE
— ライブドアニュース (@livedoornews) September 24, 2025
中国から輸入され、クレーンゲームの景品などとして流通したプラスチック製の玩具銃。弾を込める弾倉と銃身が貫通するなど、実弾を発射できる構造だといい、警察が回収を急いでいる。 pic.twitter.com/LXW7zUMIJt
中国から輸入され、クレーンゲームの景品などとして流通したプラスチック製の玩具銃の回収を警察が急いでいる。
警察庁は「実弾を発射する能力がある」と判断しており、所持していると銃刀法に抵触する可能性がある。対象は過去最大規模の約1万5800丁に上る。九州・山口・沖縄で少なくとも約2600丁が出回っている恐れがある一方で、回収できたのは2割超にとどまっている。(松田史也、星原優璃)
全国の警察が回収を呼びかけている玩具銃は「リアルギミックミニリボルバー」(全長約12センチ)。プラスチック製の弾8個が付属し、弾を込める弾倉と銃身が貫通するなど、実弾を発射できる構造だった。対象年齢は12歳以上と記載されている。兵庫県警などが5月、別件で捜索した住宅で発見し、鑑定の結果、実弾が発射できる能力が確認された。
警察庁によると、この玩具銃は昨年12月以降、中国から輸入され、31道府県の78企業に卸された。同庁は7月、年内を周知期間として所持者に警察へ届け出るよう呼びかけており、全国で約2600丁(7月末時点)を回収したという。
海外製の銃器などに詳しい銃器研究家の高倉総一郎さんによると、この玩具銃は、薬きょう内の燃焼ガスの圧力が弾頭のみに集中せず、本物の拳銃ほどの威力は出ないという。ただ、「弾丸を前に飛ばせるというだけで十分に凶器となりうる」と指摘する。
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