今月KOSPI市場とKOSDAQ市場の1日平均空売り規模が過去最大を記録した。外国人投資家が主導する空売り急増をめぐり「二次電池関連銘柄を中心に証券市場過熱のシグナル」という見方と、「流動性相場で追加上昇に対する期待感」という評価など解釈は分かれる。
韓国取引所によると今月に入り17日までのKOSPIの1日平均空売り取引代金は6314億ウォンを記録した。2001年に集計を始めてから過去最大水準だ。1月の3730億ウォン、2月の4320億ウォン、3月の4259億ウォンと比較するとさらに目立つ。
KOSDAQ市場でも今月の1日平均空売り取引代金は過去最大となる3585億ウォンを記録した。直前の最大記録は3月の2887億ウォンで、2カ月連続で記録を更新している。
空売りは実際に保有していない株式を借りて売る投資技法で、一般的に株価下落が予想される時に使われる。100ウォンの株式を借りて売ったと仮定すると、株価が70ウォンに下がれば70ウォンの株式を買って返せば良いので30ウォンの利益を得られる形だ。
このため空売り投資が増えたということは株価下落を予想する投資家が多いという話だ。最近の空売り取引は外国人投資家が主導している。今月KOSPIの空売り取引額で外国人投資家の割合は79.3%に達した。KOSDAQでは外国人投資家の割合が58.9%だった。外国人投資家が過熱様相を見せる韓国株価の下落にベッティングしているという解釈が可能だ。
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