日本テレビが頭を抱えている。ばく大な制作費を投入した堺雅人(48)主演の日本テレビ系スペシャルドラマ「ダマせない男」(3月26日)は世帯平均視聴率6・7%と全く振るわず。これによりシリーズ化が見送りになったほか、全てのプロジェクトが白紙になってしまったのだ。
「通常5000万円と言われる特番ドラマの予算相場を大幅に超える1億円をかけた大作だった。堺以外にも門脇麦や広末涼子、生瀬勝久、小手伸也といった旬の俳優をキャスティングしており、大きな期待が掛けられていた」と日本テレビ関係者。
ところがフタを開けてみれば、予想をはるかに下回る低視聴率に終わった。「ダマせない男」は世帯6・7%、個人視聴率4・0%。埼玉県三郷市を取り上げた「アド街ック天国」(テレビ東京系)にまで世帯、個人とも敗れてしまった。
堺といえば主演ドラマ「半沢直樹」(TBS系)「リーガル・ハイ」(フジテレビ系)を筆頭に、数々のドラマで高視聴率を叩き出してきた。今回は2020年の「半沢直樹」以来、約2年ぶりのドラマ主演だっただけに、日テレとしては顔にドロを塗ってしまった形だ。
問題となったのは視聴率だけではない。視聴率に比例するかのように、放送後にSNSを中心に書き込まれた視聴者のリアクションも悪かった。「ネットでは既視感があり、『コンフィデンスマンJP』のパクリだという声が圧倒的に多かったんです。堺サイドにとって一番、ショックだったのがこうした視聴者の声ですよ。日テレのスタッフを信じた結果がこれですから…」(芸能プロ関係者)
低視聴率に低評価。これで「ダマせない男」の命運は大きく変わった。「当初の予定では今年12月に特番第2弾、さらに来年1月から連ドラを放送する予定だったが、全て水の泡になってしまった。残念です」(前出日テレ関係者)
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