視聴者のテレビ離れが進むこともあってか、テレビ局が試行錯誤を重ねる年末特番。
しかしそれが裏目に出ることも……。『紅白歌合戦』(NHK)が11月に今年の出場歌手を発表すると、アイドルやアニソン歌手、韓国系アーティストを多用することに対してSNS上から不満が続出。ツイッター上では「#紅白見ない」がトレンド入りしてしまった。
また、今年の大みそかには『逃走中』(フジテレビ系)と『THE鬼タイジ』(TBS系)という2本の”鬼ごっこ”番組が放送される。これに対してもSNS上では「つまらなそう」との声が相次いでいるのだ。
では、視聴者はどのような番組を良し、悪しとするのだろうか?本誌はクロス・マーケティングのQiQUMOなどを使い、485人にアンケート調査を実施「絶対見たい・見たくない年末特番」について調査を行った。この記事では「見たくない年末特番」のランキングを発表する。
第5位は『第55回年忘れにっぽんの歌』(テレビ東京系)。20票を獲得した。今回アンケートに回答した人々は番組のターゲットではなかったのか、「世代ではなく興味がない」という理由が多かった。
第4位は『第64回 輝く!日本レコード大賞』(TBS系)。30票を獲得した。歌番組に興味のない人や、対象年度に発売された新曲が歌われるため「流行についていけない」「知らない歌が多い」といった理由から視聴しない人が一定数いるようだ。『年忘れ日本の歌』は楽曲が古すぎ、『レコード大賞』は新しすぎ、ということなのだろうか。
第2位は『第73回NHK紅白歌合戦』(NHK)と『ジャニーズカウントダウン』(フジテレビ系)。どちらも46票を獲得した。
紅白に対しては圧倒的定番番組である一方、”マンネリ化している”などの指摘も。昨今は冒頭に述べたような出演者改革で刷新を図っているが、それについては“若い視聴者を意識しすぎ”と批判の声も多かった。
「見たいランキング」では第2位だった『ジャニーズカウントダウン』だが、寄せられたコメントからジャニーズファン以外の支持を得られていないことが明らかに。
ここまでのランキングを歌番組が占める中、第1位は64票を獲得した『逃走中~大みそかSP~』(フジテレビ系)という結果に。
鬼であるハンターから逃げ切れた時間に応じて賞金が獲得できるという“鬼ごっこ”にさまざまなゲストが参加するこの番組。実は’04年から続く長寿番組だ。今年の大みそかに約7時間にわたって放送される『逃走中~大みそかSP お台場大決戦!~』には人気YouTuberであるコムドットのやまと、ゆうた、そしてはじめしゃちょーが出演することが明らかになっている。
しかし、ハマらない人にはハマらないのか、世代を問わず「つまらない」という声が相次いだ。
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https://jisin.jp/entertainment/entertainment-news/2162203/
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