全部で22個の品物、慌ててみんなでやって不具合をだしてしまった。僕は2個だけ手伝った。削った機械加工屋さん曰く「おそらく3人でやりましたね?」すごい、見た目でわかるんだ。「10個は完璧、10個はまずまず。2個は全然ダメでした。」失敗は誰がやったかは重要じゃない。犯人探しはしない。
— りょ (@dongonzinza) December 24, 2024
人間は注目した箇所だけ認知する
失敗の本質を見ようとせず、なぜ犯人を捜そうとするのか。この問題は意外と根が深い。人間はそもそも物事を偏って見ているからである。
人間は基本的にシングルタスクしかできない。感覚器官は目や鼻、耳、皮膚など様々あるが、並列でできるのは簡単な処理だけだ。2人の話を同時に理解したり、本を読みながらラジオのDJの話をきちんと聞いたりするのは難しい。
さらに感覚器官は注目した箇所だけを認知する特性を持つ。このため「視野に入っているのに見えていない」といった現象が起こる。対象に関心を持っていないために、視野に入っていても頭に入ってこないのである。
https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/02490/061400003/

