国会図書館の入退館ゲート作動せず システム障害 東京と京都
東京と京都にある国立国会図書館で7日、入退館のゲートが作動しないなどのシステム障害が発生し、開館中には復旧しませんでした。7日夜、改めて復旧作業を行いますが、元に戻らなければ8日も用紙による申請で入退館などの対応にあたるということです。
7日午前10時50分ごろ、東京 千代田区と京都府精華町にある国立国会図書館でシステム障害が発生し、入退館の際、利用者カードをかざして通過するゲートが作動しない状態になりました。
東京の国会図書館ではおよそ300人、京都ではおよそ80人の利用者が一時、外に出られなくなったほか、本の閲覧などの申請に使う館内の端末が使用できなくなりました。
システムは開館中には復旧せず、それぞれの国会図書館では用紙による申請に切り替えて入退館や閲覧などの対応にあたりました。
国会図書館によりますと、障害が起きた詳しい原因は分かっていませんが外部からの攻撃ではないとみられるということで、利用者の個人情報などの流出は確認されていないということです。
国会図書館では7日夜、閉館後にシステムを再起動するなど改めて復旧作業を行うことにしていますが、元に戻らなければ8日も用紙による申請で入退館などの対応にあたるということです。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220207/k10013470961000.html