小栗泉・日本テレビ解説委員
「ゴミの削減など消費者の意識の高まりもあって、昨年のリユース市場の規模は約2.7兆円でした。その一方で、中古家電などのリユース品による事故は過去5年間で279件も起きていて、パソコンや冷蔵庫、電気ストーブでの事故が多くなっています」
「そのうち約8割が火災を伴うもので、中には死亡するケースもありました」
有働キャスター
「私もリサイクルショップでヘアアイロンを買いましたが、取っ手の部分が溶けたりして心配になりました。どうやって見分ける、注意したらいいのでしょうか」
小栗委員「
NITEは、5つのチェックポイントを挙げています。まずは『リコール対象ではないか』です」
有働キャスター
「なかなか見つけるのは大変ではないですか?」
小栗委員
「簡単に調べることができます。消費者庁の『リコール情報サイト』で製品カテゴリーを選び、商品名などのキーワードを入れれば、リコールになっているかが確認できます」
「続いて『古い製品ではないか』。家電製品には『標準使用期間』を示すシールが貼られていて、例えば扇風機やエアコンなどは製造から10年ほどです。これを超えると、劣化による発火や事故の恐れも出てくるということです」
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