塩水やレモン果汁、酢に浸したりゆすいだりしても同様
生肉を洗うという行為に対する専門家の見解は明確だ――肉を洗ってはいけない。肉を洗うと、食中毒のリスクが減るどころか、サルモネラやカンピロバクターなど病原菌が台所のあちこちに飛び散るリスクが高まるからだ。
肉を洗う効果とは?
「調理する前に肉を洗っても、メリットはほぼありません」と話すのは、米パデュー大学食品科学准教授のベティ・フェン氏だ。「水しぶきが飛んで、流し台やその周囲、衣服などあらゆるものに二次感染をもたらすだけです」
蛇口から水を流しながら肉を洗うと、汚染された水しぶきから病原菌が拡散する。これは、実際に研究で確認された事実だ。「細菌はジャンプも移動もできないのですが」と米ドレクセル大学栄養科学教授のジェニファー・クインラン氏は言う。「私たちが水をかけることで、細菌は移動手段を得るのです」
2022年に発表された実験結果では、水を張ったボウルに肉を浸すと水しぶきは減少したが、細菌の拡散を抑えることはできなかった。実験参加者が行う調理を観察したところ、鶏肉を洗ったか洗わなかったかに関わらず、周囲のカウンタートップ(天板)よりもシンクに高レベルの大腸菌が確認された。だが、鶏肉を洗ったグループのほうが大腸菌の濃度は高かった。
「シンクの内側全体が鶏肉の表面と同程度に汚染されていると考えるべきでしょう。これは、バイオハザードです」。論文の著者の1人で米ノースカロライナ州立大学農業・人間科学部の准教授であるベンジャミン・チャップマン氏はこう話す。
一部の文化では、調理前の肉を塩水や酸性の液体(レモン果汁や酢など)に浸したりゆすいだりすることが、一般的な「洗浄」方法とされている。
例えば、ドミニカ系米国人のシェフであるネルソン・ジャーマン氏は、「ポジョギサード」(ドミニカ風鶏肉トマト煮込み)を作る際に、鶏肉を水で洗うだけではなく、ひと手間を加えるのが伝統だという。「ビターオレンジやサワーオレンジ、レモン、ライムなどを鶏肉全体にすり込むのです」
この処理は鶏肉の汚染を取り除いて風味を高めるとされているが、半分だけ正しい。フェン氏は、塩水や酢、レモン果汁を使用しても食品媒介性の病原菌を死滅させるだけの効果はない、とクギを刺す。「細菌を死滅させるほど酸性が強ければ、素手で肉を洗うことはできないはずです」
結局のところ、リスクを冒してまで生肉を洗う意味はない、という専門家の見解には揺るぎがない。
全文はこちら
https://news.yahoo.co.jp/articles/3d7f864727009b254569ce9a275ba8eed883ac71
なぁに、ハイターぶっかければイチコロよ。
食酢程度じゃ、鶏肉は殺菌できないのか……
カルパッチョみたいに漬け込んでようやく、という感じなのかな
自作マヨネーズも酢を混ぜ合わせてから1日置け、みたいに言われるしな
シンクが汚染されても、まな板がきれいなら安全じゃないの?
水洗後、洗剤でしっかり洗ったまな板で調理すれば解決か?
>>9
気になるなら肉は洗わずキッチンペーパーで拭き取るだけにしろってことでない?あとあちこち触らないうちに加熱する。
加熱するならわざわざ洗ってシンクを汚染する必要はないってことだろ
除菌より無菌維持
食品を扱う現場や医療現場で手洗いやマスク、帽子等が重要になる理由
あつろくがまでジックリ150分だ
>>16
加圧高温滅菌、間歇滅菌、乾熱滅菌、化学滅菌(ガス滅菌)、照射滅菌とあと何だっけ
記事中に疑問符が付くいくつかの情報操作があるね
ドミニカ系米国人の人は伝統料理の調理法を聴かれて答えただけで、それをなぜか殺菌する為のものとして否定されている
落とし切るのは不可能だから無意味だろうな
質の悪い肉の臭いを抑えるぐらいか
ん?シンクが高濃度になる、って事は本体からは洗い流されてるんじゃないのか?
>>21
化学物質と違って、培地があれば生物は増えるんだ
何かから病原菌を洗い落とせるなら、病院などでやっている殺菌って、
全く不要になるな。
殺菌さえ、注意深くやらないと菌が残ってしまうのに。
どうやったら、洗えば済むという思考になるのだろうw
お手製弁当屋なんかアルコールスプレーかけまくっとるぞ、完成品に
>>24
雑菌の繁殖防止だね。パストリーゼを使ってやるよ。カテキンが入ってる。
では、洗面所で手を洗うのは有害か?
>>1の話を真にうけるなら手の細菌が広がるだけで意味はないということになる。
そもそもシンクに汚れが広がるというが、そのその細菌で感染発症する確率は高いのか?
元々シンクなんて細菌だらけだろ。
そもそも肉を洗って殺菌したい、楽をしたいという発想が間違っている
自分が漂白剤を飲めばいい
道が2つある時は険しい道を進め
ママレモンで洗えばいいじゃん。
界面活性剤で菌の細胞膜は破壊される。
野菜も洗えると裏に書いてるしな。
>>47
食器用洗剤で菌は完全には死滅しない。取り除くのが主な作用。
ドリップが傷みやすいの?
臭いの出たドリップを洗い流すのかな?
肉は加熱するからいいけど、まな板やら包丁やら、包装トレーとかの方だねぇ
次亜塩素酸水は工場みたいに大量にかけ流せるようじゃないと意味がないって中華詐欺スプレーで否定されてたような
水洗いして加熱調理
調理器具は塩素消毒でいいじゃん
肉を洗えば肉の表面から病原菌や病原菌が産生した毒素は落ちる
このように実際口にする部分から食中毒原因物質が減れば食中毒のリスクが減る
一方で病原菌や毒素が含まれた洗浄水がシンクに付着したら洗い流せばいいだけ
人間以外の肉食動物はみんな生放で食ってる訳だが
あいつら常に食中毒状態なん?
人間だけ弱いのはなんでなん?
>>91
理由の1つとして肉食動物の胃液はpHが低いから
腐肉食の動物なんかは希硫酸に匹敵するほど
一般的に草食・雑食・肉食となるに連れて消化器官が強力になっていく
この理屈だと肉以外の食品はどうなの
じゃがいもとか普通に泥汚れを洗って落とすじゃん
そのとき泥に含まれる菌が飛び散るってことになるよね
人間の胃酸もpH0の強酸のはずだが
>>99
人間の胃液のpHは1~2
菌を消すだけならアルコールスプレー
うがいも無意味ということだ
>>102
減らす効果は高い
口内環境というより口から消化器官に入る菌の数そのものを減らせばそれだけ胃腸炎に罹る確率も減らせるのは道理だろう
酢が殺菌効果が高いことは周知の事実
ただし酢の殺菌効果は酸ではない
その証拠に酢よりも強力なカルボン酸であるクエン酸はさほど殺菌効果は強くない
また酸で殺菌できるならお酢の何百倍の強い酸で大量に分泌される胃液で何でも殺菌できているはずである
豚の寄生虫って脳までやられるんだよな・・・マジであかん