ノルウェー77人殺害犯が国提訴 過酷な収容環境で「自殺追い込み」
2011年にノルウェーで起きた爆破・銃乱射事件で77人を殺害した罪で禁錮21年の判決を受け服役中のアンネシュ・ベーリング・ブレイビク(Anders Behring Breivik)受刑者(44)が8日、刑務所での隔離生活が人権を侵害しているとして国を相手取り提訴した。9日には、国が過酷な収容環境で「私を自殺に追い込もうとしている」と涙ながらに訴えた。当局は、同受刑者は今も非常に暴力的で隔離は妥当だと反論した。<中略>
ブレイビク受刑者は、ウトヤ島を囲む湖のほとりにある同刑務所でキッチン、家庭用ゲーム機のあるテレビルーム、エクササイズルームなど、複数の部屋への出入りを許されている。また、ペットを飼いたいという同受刑者の要望に応え、矯正当局は3羽のセキセイインコも用意した。<中略>
ブレイビク受刑者は、料理やテレビゲーム、散歩、バスケットボール、勉強など、「幅広い活動」を楽しんでいると述べた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/dec4520d4929f09f176c0eab33b675e934cab7c5
